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男子でテニスで世界9位までのぼりつめ、2004年のアテネオリンピックで単複金メダルを獲得し故郷チリの英雄となったN・マス(チリ)が現役引退を表明した。
2004年に行われたアテネオリンピックで、マスは元世界ランク1位のG・クエルテン(ブラジル)を1回戦で破り勢いの乗ると、準々決勝で元王者C・モーヤ(スペイン)、準決勝でT・デント(アメリカ)、さらに決勝ではM・フィッシュ(アメリカ)を6-3, 3-6, 2-6, 6-3, 6-4のフルセットの激闘の末に下し、悲願の金メダルを獲得。
さらにF・ゴンサレス(チリ)とのダブルスでは、決勝でN・キーファー(ドイツ)/ R・シュトラー(ドイツ)組を6-2, 4-6, 3-6, 7-6 (9-7), 6-4で破り、単複金メダルを獲得する快挙を成し遂げた。
その後は怪我に悩まされるなどでランキングを落とし、近年では下部大会に出場していた。
1997年にプロへ転向したマスは、これまでキャリア通算6度のツアータイトルを獲得。グランドスラムでの自己最高成績は2005年の全米オープンで、その時は4回戦でG・コリア(アルゼンチン)に4-6, 6-2, 7-6 (7-5), 2-6, 2-6の逆転で敗れている。
33歳のマスの自己最高ランクは、2004年9月に記録した9位である。
また、アテネオリンピックでダブルスのパートナーだったゴンサレスは、昨年の3月に引退した。
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