テニスのグランドスラムである全米オープン(アメリカ/ニューヨーク、ハード)は29日、男子ダブルス1回戦が行われ、
J・ブレイク(アメリカ)/
J・ソック(アメリカ)組は第2シードの
A・ペヤ(オーストリア)/
B・ソアレス(ブラジル)組に6-4, 2-6, 2-6の逆転で敗れ、2回戦進出とはならなかった。この結果により、今大会限りで現役引退を表明していた33歳のブレイクは14年間のテニス人生に幕を下ろした。
この試合、ブレイク/ ソック組はペヤ/ ソアレス組に4度のブレークを許し、1時間43分で敗れた。
現地26日に33歳のブレイクは会見で今大会を最後に現役を引退すると表明。そして28日のシングルスに登場したブレイクは、1回戦で予選から勝ち上がった
I・カルロビッチ(クロアチア)に2セットアップとするも3時間24分の大接戦の末に敗れ、シングルスでのテニス人生に終止符を打った。
1999年にプロへ転向したブレイクは、キャリア通算10度のツアー優勝を飾り、世界ランキングで2006年の11月に自己最高の4位までのぼりつめた。また、ダブルスでは6度のツアータイトルを獲得していた。
近年、
P・サンプラス(アメリカ)(2003年)、
A・アガシ(アメリカ)(2006年)、
A・ロディック(アメリカ)(2012年)らアメリカ勢は地元全米オープンを最後に現役を引退している。
一方、今大会に第11シードで出場した
錦織圭(日本)がツアー初優勝を飾ったデルレイビーチ国際テニス選手権での決勝の相手はブレイクだった。
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