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男子テニスツアーのW&Sマスターズ(アメリカ/シンシナティ、ハード)は14日、シングルス2回戦が行われ、第2シードのA・マレー(英国)が元世界ランク8位のM・ヨージニ(ロシア)を6-2, 6-3のストレートで下す危なげない勝ち上がりで、2008年と2011年に次ぐ大会3度目の優勝へ向け安定感のあるプレーを披露した。
この日の勝利でヨージニとの対戦成績を4勝0敗としたマレーは「全米オープン前にこの大会で試合をこなす事は大切な事だと思うから、今日は高い確率で試合をするように努めた。それが出来たし、ほとんど簡単なミスはしなかった。」と、コメント。
「終始ファーストサーブの確率も高かった。第2セットの終盤でちょっと悪くなったけどね。それでも、しようと思った事がほとんど出来たし、次のラウンドへ進む事も出来た。」
「彼(ヨージニ)は思っていた以上にミスが多かったと思う。出来るだけ多くの試合をしたいし、ニューヨークへ行く前に実戦をこなす事は大切だと感じている。ミスも少なかったし、ファーストサーブの確率も満足出来るものだった。」とマレーは、全米オープンでの2連覇を視野に入れて調整していた。
先週のロジャーズ・カップ男子ではE・ガルビス(ラトビア)の勢いあるテニスに押され、ストレートで敗れていた。また、昨年の全米オープンでは、グランドスラム初タイトルを獲得した。
準々決勝進出をかけてマレーは、3回戦でJ・ベネトー(フランス)と対戦する。
この日行なわれた試合結果は以下の通り。
○T・ハース(ドイツ)(11) vs. ●M・グラノジェルス(スペイン), 6-4, 6-1
○D・ゴファン(ベルギー) vs. ●V・ポスピシル(カナダ), 7-5, 1-6, 7-6 (8-6)
○A・マレー(2) vs. ●M・ヨージニ, 6-2, 6-3
○F・ロペス(スペイン) vs. ●J・シャーディ(フランス), 6-4, 2-2 (途中棄権)
○J・M・デル=ポトロ(アルゼンチン)(7) vs. ●N・ダビデンコ(ロシア), 7-5, 7-5
●R・ガスケ(フランス)(8) vs. ○J・アイズナー(アメリカ), 6-7 (6-8), 2-6
○D・ツルスノフ(ロシア) vs. ●J・ブレイク(アメリカ), 6-4, 6-4
○N・ジョコビッチ(セルビア)(1) vs. ●J・モナコ(アルゼンチン), 7-5, 6-2
○M・ラオニチ(カナダ)(12) vs. ●J・ティプサレビッチ(セルビア), 6-4, 7-6 (7-4)
○R・ナダル(スペイン)(4) vs. ●B・ベッカー(ドイツ), 6-2, 6-2
○T・ベルディフ(チェコ共和国)(6) vs. ●J・ニエミネン(フィンランド), 6-3, 6-2
●S・ワウリンカ(スイス)(9) vs. ○T・ロブレド(スペイン), 5-7, 6-3, 3-6
《W&Sマスターズ 対戦表》
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