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男子テニスツアーのマスターズ大会であるロジャーズ・カップ男子(カナダ/モントリオール、ハード)は7日、男子シングルス2回戦が行われ、第3シードのD・フェレール(スペイン)は予選から勝ち上がったA・ボゴモロフJR(ロシア)に2-6, 4-6のストレートで敗れる波乱が起きた。
今大会の上位8シードの選手は1回戦が免除されているため、フェレールは2回戦が今大会の初戦だった。
この試合、世界ランク3位のフェレールは、ボゴモロフJRのサービスゲームで6度のブレークチャンスを握るもブレークする事が出来なかった。そして、ボゴモロフJRに3度のブレークを許してしまったフェレールは、最後フォアハンドをネットにかけ、1時間24分で敗れた。
31歳のフェレールは、今年の全豪オープンでベスト4進出、その後の全仏オープンでは自身初となるグランドスラム初の決勝進出を果たした。ウィンブルドンでは準々決勝でJ・M・デル=ポトロ(アルゼンチン)に敗れるも、2年連続の8強入りを果たしていた。
また、今季は2度のツアー優勝を飾り、世界ランキングでは今年7月に自己最高の3位となった。
フェレールを破る金星をあげたボゴモロフJRは、今大会で予選2試合を勝ち抜き本戦出場を決めた。本戦1回戦では、33歳のベテランM・ロドラ(フランス)をフルセットで下し、フェレールとの2回戦へ駒を進めていた。
30歳のボゴモロフJRは、これまでツアーで優勝した事はなく、自己最高ランクは2011年10月に記録した33位である。
3回戦でボゴモロフJRは、元世界ランク3位のN・ダビデンコ(ロシア)と対戦する。ダビデンコは、2回戦でP・アンドゥハル(スペイン)をフルセットで破っての勝ち上がり。
この日行われた試合結果は以下の通り。
○A・マレー(英国)(2) vs. ●M・グラノジェルス(スペイン), 6-4, 7-6
●F・フォニュイーニ(イタリア)(13) vs. ○E・ガルビス(ラトビア), 3-6, 6-1, 1-6
○V・ポスピシル(カナダ) vs. ●R・シュティエパネック(チェコ共和国), 6-2, 6-4
●S・ワウリンカ(スイス)(8) vs. ○B・ペール(フランス), 2-6, 6-7
○T・ベルディフ(チェコ共和国)(5) vs. ●A・ドルゴポロフ(ウクライナ), 6-3, 6-4
●F・ペリウォ(カナダ) vs. ○D・イストミン(ウズベキスタン), 3-6, 6-3, 3-6
○R・ナダル(スペイン)(4) vs. ●J・レヴィン(アメリカ), 6-2, 6-0
●T・ハース(ドイツ)(10) vs. ○M・マトセビッチ(オーストラリア), 0-5 (途中棄権)
○J・ヤノヴィッツ(ポーランド)(15) vs. ●F・ダンチェビッチ(カナダ), 7-6, 3-6, 6-4
○N・ダビデンコ vs. ●P・アンドゥハル, 6-1, 4-6, 6-3
○M・ラオニチ(カナダ)(11) vs. ●M・ヨージニ(ロシア), 6-4, 6-4
●D・フェレール(3) vs. ○A・ボゴモロフJR, 2-6, 4-6
○J・M・デル=ポトロ(6) vs. ●I・ドディグ(クロアチア), 6-4, 4-6, 7-5
《ロジャーズ・カップ男子 対戦表》
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