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男子テニスツアーのマスターズ大会であるロジャーズ・カップ男子(カナダ/モントリオール、ハード)は6日、シングルス1回戦が行われ、昨年の終盤でブレークした第15シードのJ・ヤノヴィッツ(ポーランド)がJ・ベネトー(フランス)を3-6, 6-3, 7-5の逆転で下し、順当に2回戦進出を果たした。
ヤノヴィッツは「今日はベストのテニスが出来たわけではない。3週間前のハンブルグ大会の後は全く練習をせずに、フィジカルトレーニングだけをしていた。そして、ここモントリオール入りしてからボールを打ち始めた。だから、最高の状態ではないさ。」と、話した。
「ちょっと苦労したし、ベストのプレーではなかったけど、こうして勝つ事が出来た。第3セットで彼(ベネトー)は最後のサービスゲームで3本のダブルフォルトを犯してしまったけど、ちょっと緊張していたのではないかな。」
昨年10月にパリで行われたシーズン最後のマスターズ1000大会で、ヤノヴィッツは予選を勝ち上がり決勝進出を果たした。そして、D・フェレール(スペイン)に敗れはしたものの準優勝を飾り、一気に世界のトップ選手の仲間入りをした。
今季も好調を続けているヤノヴィッツは、ウィンブルドンで自身初となるグランドスラムのベスト4入りも経験、さらに世界ランクも自己最高位の17位も記録し、トップ10入りも夢ではなくなっている。
「自分のベストのテニスが出来れば、何が起こってもおかしくないと思う。もし、今シーズンをトップ10入りして終われたら、それは本当にハッピーな事だね。」
ヤノヴィッツは、2回戦で主催者推薦のF・ダンチェビッチ(カナダ)と対戦する。この日ダンチェビッチは、予選を勝ち上がったルー・イェンスン(台湾)と対戦し、5-7, 7-6 (8-6), 6-1の逆転で退けて2回戦へ駒を進めた。
《ロジャーズ・カップ男子 対戦表》
この日行なわれた試合結果は以下の通り。
【2回戦】
○錦織圭(日本)(9) vs. ●A・セッピ(イタリア), 4-6, 7-5, 6-1
○R・ガスケ(フランス)(7) vs. ●M・クリザン(スロバキア), 6-3, 6-2
○N・ジョコビッチ(セルビア)(1) vs. ●F・マイヤー(ドイツ), 6-2, 6-1
【1回戦】
○J・ヤノヴィッツ(15) vs. ●J・ベネトー, 3-6, 6-3, 7-5
○A・ボゴモロフJR(ロシア) vs. ●M・ロドラ(フランス), 6-2, 4-6, 6-3
●J・ニエミネン(フィンランド) vs. ○F・ペリウォ, 6-3, 5-7, 1-3 (途中棄権)
●N・アルマグロ(スペイン)(12) vs. ○R・シュティエパネック(チェコ共和国), 3-6, 7-6, 3-6
○F・フォニュイーニ(イタリア)(13) vs. ●M・バグダティス(キプロス), 1-6, 6-1, 6-1
●ルー・イェンスン vs. ○F・ダンチェビッチ, 7-5, 6-7 (6-8), 1-6
○V・ポスピシル(カナダ) vs. ●J・アイズナー(アメリカ), 5-7, 7-6 (7-5), 7-6 (7-4)
○M・ヨージニ(ロシア) vs. ●J・メルツァー(オーストリア), 6-4, 7-6 (7-3)
●K・アンダーソン(南アフリカ) vs. ○A・ドルゴポロフ(ウクライナ), 6-7, 4-6
●G・ディミトロフ(ブルガリア) vs. ○M・グラノジェルス(スペイン), 4-6, 4-6
○M・ラオニチ(カナダ)(11) vs. ●J・シャーディ(フランス), 6-3, 4-6, 7-5
●G・シモン(フランス)(14) vs. ○N・ダビデンコ(ロシア), 6-2, 1-6, 1-6
○T・ハース(ドイツ)(10) vs. ●D・ゴファン(ベルギー), 7-6, 6-3
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