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男子テニスツアーのシティ・オープン男子(アメリカ/ワシントンDC、賞金総額154万6590ドル、ハード)は1日、シングルス3回戦が行われ、M・フィッシュ(アメリカ)は第7シードのK・アンダーソン(南アフリカ)に6-7 (2-7), 1-6のストレートで敗れ、ベスト8進出とはならなかった。
この日の試合に勝利すると生涯300勝利目となるはずだったフィッシュはアンダーソンに敗れてしまい、記念すべき勝利は次の大会へと持ち越された。
31歳のフィッシュは、昨年の春に心臓疾患のため約2カ月半のツアー離脱を余儀なくされ、同年のウィンブルドンから復帰。
しかし、その後の全米オープンでは4回戦へ勝ち進んだものの、再びドクターストップがかかり、予定していたR・フェデラー(スイス)との試合を行う前に棄権を申し入れていた。
そして、今季も大半を治療とトレーニングにあてていたフィッシュだったが、まだ本来のプレーを取り戻してはいなかった。
「現時点では、毎週毎週試合を続けるのは、とても厳しい。それに1年前のようなプレーに戻るまでには、まだまだ長い道のりがあるんだとも感じたよ。」とフィッシュは、プロツアーの厳しさを痛感していた。
勝利したアンダーソンはベスト4進出をかけて、第1シードのJ・M・デル=ポトロ(アルゼンチン)と対戦する。
この日行なわれた試合結果は以下の通り。
【3回戦】
○K・アンダーソン(7) vs. ●M・フィッシュ, 7-6 (7-2), 6-1
●M・ラオニチ(カナダ)(4) vs. ○M・マトセビッチ(オーストラリア), 5-7, 6-7
○D・ツルスノフ(ロシア) vs. ●R・シュティエパネック(チェコ共和国), 4-6, 6-4, 7-5
●錦織圭(日本)(2) vs. ○M・バグダティス(キプロス)(16), 1-6, 2-6
○J・アイズナー(アメリカ)(8) vs. ●S・デウバーマン(インド), 7-5, 7-5
●S・クエリー(アメリカ)(6) vs. ○G・ディミトロフ(ブルガリア)(11), 3-6, 2-6
○J・M・デル=ポトロ(1) vs. ●B・トミック(オーストラリア)(14), 6-3, 6-3
○T・ハース(ドイツ)(3) vs. ●I・ドディグ(クロアチア)(13), 6-4, 4-6, 7-5
【2回戦】
○K・アンダーソン(7) vs. ●J・ダックワース(オーストラリア), 6-3, 3-6, 6-4
○J・M・デル=ポトロ(1) vs. ●R・ハリソン(アメリカ), 6-1, 7-5
○錦織圭(2) vs. ●J・ソック(アメリカ), 7-5, 6-2
○T・ハース(3) vs. ●T・スミチェク(アメリカ), 3-6, 7-5, 6-3
《シティ・オープン男子 対戦表》
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(翻訳・記事/弓削忠則)
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