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男子テニスツアーのアトランタ・オープン(アメリカ/スタンフォード、ハード)は28日、シングルス決勝が行われ、第1シードのJ・アイズナー(アメリカ)が第2シードのK・アンダーソン(南アフリカ)を6-7 (3-7), 7-6 (7-2), 7-6 (7-2)の大逆転で下し、今季2勝目をあげると同時に、自身7度目のツアータイトルを獲得した。
208cmのアイズナーは24本、203cmのアンダーソンは21本のサービスエースを放ったこの試合、両者1度もブレークする事が出来ず、全セットタイブレークへ突入した。その接戦をアイズナーが2時間54分で制し、見事優勝を飾った。
28歳のアイズナーは今大会で数々の接戦をものにしてきた。初戦である2回戦でC・ハリソンには7-6 (11-9), 4-6, 7-5、準々決勝のJ・ブレイク(アメリカ)には7-6 (7-1), 7-6 (7-5)、準決勝のL・ヒューイット(オーストラリア)戦では6-4, 4-6, 7-6 (7-5)で勝利していた。
今年アイズナーは、右膝の負傷により全豪オープンを欠場、全仏オープンでは3回戦でT・ハース(ドイツ)に4時間37分の大激闘の末に敗れ、ウィンブルドンでは2回戦で途中棄権をしていた。また、4月に行われた米男子クレーコート選手権では、決勝でN・アルマグロ(スペイン)をストレートで破り、自身6度目の優勝を飾っていた。
一方、準優勝のアンダーソンは、11度のブレークチャンスを握るも、1度も活かす事が出来なかった。また、アイズナーはわずか1度しかブレークのチャンスを握っていなかった。
ATPのツアー大会決勝で3セットがタイブレークとなったのは、昨年のチェンナイ・オープン決勝以来となった。その時はM・ラオニチ(カナダ)がJ・ティプサレビッチ(セルビア)を6-7 (4-7), 7-6 (7-4), 7-6 (7-4)の逆転で下し、優勝していた。
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