女子テニスツアーのバンク・オブ・ウエスト・クラシック(アメリカ/スタンフォード、ハード)は27日、シングルス準決勝が行われ、第1シードの
A・ラドワンスカ(ポーランド)が第4シードの
J・ハンプトン(アメリカ)を6-3, 6-2のストレートで下し、決勝進出を果たすと同時に、今季2勝目に王手をかけた。24歳のラドワンスカはスポーツ誌で大胆なセミヌード姿を披露した事でも話題となっている。
この試合、ラドワンスカは78パーセントの確率でポイントを獲得、さらにハンプトンのサービスゲームを10度のブレークチャンスから5度のブレークに成功し、1時間11分で勝利した。
今年ラドワンスカはASBクラシックで優勝を飾っており、ツアー通算12のタイトルを獲得している。今季2勝目を狙うラドワンスカは、決勝で第3シードの
D・チブルコワ(スロバキア)と対戦する。準決勝でチブルコワは、第5シードの
S・キルスチャ(ルーマニア)をストレートで下しての勝ち上がり。
一方、世界ランク4位のラドワンスカは、アメリカのスポーツ誌でテニスボールが浮かぶプールの横で裸になり、腕で胸を隠して椅子に座っている写真を掲載。しかしモラルに反するという理由から、母国ポーランドのカトリック教会に批判されていた。
それに対し、ラドワンスカは「道徳に反する行為ではない。」と、話している。
この日行われた試合は以下の通り。
○D・チブルコワ(3) vs. ●S・キルスチャ(5), 6-4, 6-0
○A・ラドワンスカ(1) vs. ●J・ハンプトン(4), 6-3, 6-2
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