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男子テニスツアーのホール・オブ・フェーム・テニス選手権(アメリカ/ニューポート、芝)は12日にシングルス準々決勝を行い、第4シードのL・ヒューイット(オーストラリア)がノーシードながら勝ち上がってきた34歳のJ・ヘルニチ(チェコ共和国)を6-7 (3-7), 6-4, 6-2の逆転で下し準決勝進出を決めた。
ベテラン同士の対決となったこの試合、第1セットは両者1度ずつブレークに成功、タイブレークの末にヘルニチが先制する。しかし第2セットからヒューイットがペースを掴み出し優位な試合運びを展開し、2セット連続で奪い逆転に成功する。シードの威厳を見せるヒューイットが2時間ちょうどで勝利を収めた。
また、ヒューイットはヘルニチとの対戦成績を7勝0敗とし、連勝記録を伸ばした。両者の初対戦は8年前、2005年のウィンブルドン2回戦でのことだった。
順当に準決勝に駒を進めたヒューイットは、決勝進出をかけて、第2シードのJ・アイズナー(アメリカ)と対戦する。アイズナーはこの日、ビックサーバー同士の対戦となった準々決勝でI・カルロビッチ(クロアチア)を7-6 (7-3), 7-6 (7-3)で下し、熾烈なサーブ対決を制して勝ち上がってきた。
また、ヒューイットとアイズナーは昨年の同大会決勝で顔を合わせており、アイズナーがヒューイットをストレートで下し大会2連覇を果たしていた。ヒューイットにとって明日の準決勝が1年来の雪辱戦となる。
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この日行われた試合結果は、以下の通り。
○J・アイズナー(2) vs. ●I・カルロビッチ, 7-6, 7-6
○L・ヒューイット(4) vs. ●J・ヘルニチ, 6-7, 6-4, 6-2
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