男子テニスツアーのホール・オブ・フェーム・テニス選手権(アメリカ/ニューポート、芝)は12日にシングルス準々決勝を行い、大会2連覇を誇る第2シードのJ・アイズナーが
I・カルロビッチ(クロアチア)を7-6 (7-3), 7-6 (7-3)となる2度のタイブレークを制して、準決勝へ駒を進めた。
この準々決勝は206cmのアイズナーと208cmのカルロビッチの長身対決となった。
試合を通じて両者は、ファーストサーブの成功確率は70パーセントを超え、時速190から200キロメートルの強烈なサーブを放ち、1度のブレークポイントすら獲得できず、まさにビッグサーバー同士の勝負となった。
1時間37分の熾烈なサーブ対決を制したアイズナーは、試合を通じて23本のサービスエースを決めた。対するカルロビッチは14本のサービスエースを決めていたが、第2セットのタイブレーク、アイズナーがマッチポイントを握った場面で痛恨のダブルフォルトを犯しゲームセットとなった。
大会3連覇に向けて大きな壁を乗り越えたアイズナーは、昨年の決勝で対戦した第4シードの
L・ヒューイット(オーストラリア)と準決勝で顔を合わせる。
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《第2シードのアイズナーがサービスで圧倒<ホール・オブ・フェーム・テニス選手権>》《32歳ベテランのヒューイットが同胞対決制す<ホール・オブ・フェーム・テニス選手権>》《アイズナーがヒューイット下し2連覇達成◇キャンベル殿堂テニス選手権2012》この日行われた試合結果は、以下の通り。
○J・アイズナー(2) vs. ●I・カルロビッチ, 7-6, 7-6
○L・ヒューイット(4) vs. ●
J・ヘルニチ(チェコ共和国), 6-7, 6-4, 6-2