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テニスのグランドスラムであるウィンブルドン(イギリス/ロンドン、芝)は3日、男子シングルス準々決勝が行われ、第24シードのJ・ヤノヴィッツ(ポーランド)が同胞のL・クボット(ポーランド)を7-5, 6-4, 6-4のストレートで退け、自身初のグランドスラム準決勝進出を決めた。
昨シーズン最後のマスターズ1000大会であるBNPパリバ・マスターズで、予選を勝ち上がったヤノヴィッツはあれよあれよと勝ち上がり決勝進出。D・フェレール(スペイン)に4-6, 3-6で敗れはしたものの、世界ランクを69位から一気に26位へと上昇させた。
203cmの長身から繰り出すサーブを武器とするヤノヴィッツは、昨年のウィンブルドンで予選を勝ち上がり初めてグランドスラムの本戦に登場し3回戦進出。今年はシード選手として出場し、グランドスラムでは5度目の本戦の舞台で初の4強入りを果たした。
「今は自分が世界で一番幸せ者だという気分さ。グランドスラムでの準決勝進出。今までの最高の成績なんだ。去年のパリでのマスターズ1000大会を思い出すけど、ちょっと違うかな。」とヤノヴィッツは、喜びの大きさを表していた。
準決勝で地元の声援を受けるマレーと対戦する事に対しては「自分のテニスに集中する事が必要だと思う。最高の試合になると思うし、環境だって素晴らしいものになるはずさ。もちろん、観客は見方にはなってくれないのは分かっているけど、どんな試合になるか楽しみさ。初めての準決勝の舞台なんだ。何も期待なんてしないでぶつかるよ。」と、失う物がないチャレンジャーとして戦う意思を明かしていた。
《ウィンブルドン 男女対戦表》
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この日行われた試合結果は以下の通り。
○N・ジョコビッチ(セルビア)(1) vs. ●T・ベルディフ(チェコ共和国)(7), 7-6, 6-4, 6-3
○A・マレー(英国)(2) vs. ●F・ベルダスコ(スペイン), 4-6, 3-6, 6-1, 6-4, 7-5
●D・フェレール(4) vs. ○J・M・デル=ポトロ(アルゼンチン)(8), 2-6, 4-6, 6-7
○J・ヤノヴィッツ(24) vs. ●L・クボット, 7-5, 6-4, 6-4
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