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男子テニスで世界ランク5位のR・ナダル(スペイン)は、6月24日から開幕するテニスのグランドスラムであるウィンブルドン(イギリス/ロンドン、芝)に第5シードで出場する事が決まった。
昨年のウィンブルドン2回戦で、当時世界ランク100位だったL・ロソル(チェコ共和国)に敗れる大波乱に見舞われたナダル。グランドスラムで第2シードの選手が2回戦で敗退するのは、2005年の全仏オープンでA・ロディック(アメリカ)が敗れて以来となった。またウィンブルドンでは、2002年のM・サフィン(ロシア)以来10年ぶりの事だった。
その後は膝の怪我に悩まされ、約7カ月間の戦線離脱を余儀なくされた。
以前のインタビューで、ナダルはロソル戦について「本当に悪かった。膝の感覚が全くない状態でウィンブルドンに臨んでいたんだ。きっと、出来ると信じてコートに立っていたけど、例えベストを尽くしても出来る事は限られていた。」と、語っていた。
そして、今年2月にVTRオープンで復帰を果たしたナダルは、今季出場した9大会全てで決勝進出を果たし、そのうち7大会で優勝を飾るなど好調を維持している。また、全仏オープンでは前人未到8度目の優勝と、2度目の大会4連覇を達成した。
これまでのウィンブルドンで、ナダルは2008年に大会初優勝を飾っている。その時の決勝の相手はR・フェデラー(スイス)で、6-4, 6-4, 6-7 (5-7), 6-7 (8-10), 9-7の大激闘を制しての優勝だった。2010年は2回戦のR・ハース(オランダ)、3回戦のP・ペッツシュナー(ドイツ)にフルセットの戦いを強いられるも、ナダルは決勝でT・ベルディフ(チェコ共和国)にストレートで下し、2度目のタイトルを獲得した。
昨年は満足のいくプレーが出来なかったが、今季好調のナダルに大きな注目が集まる。
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