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女子テニスツアーのBNLイタリア国際女子(イタリア/ローマ、レッドクレー)は19日、シングルス決勝が行われ、第1シードのS・ウィリアムズ(アメリカ)が第3シードのV・アザレンカ(ベラルーシ)を6-1, 6-3のストレートで一蹴し、見事優勝を飾った。セリーナはこれまでマイアミ、チャールストン、マドリッドの大会で優勝しており、これで4大会連続優勝を決めた。
2月のドーハ大会の決勝ではセリーナを下し優勝していたアザレンカだったが、今回はセリーナに完敗を喫した。セリーナはドーハで敗れて以来、負けなしの24連勝中となった。
11年ぶりに今大会で優勝したセリーナは「試合開始当初の3ゲームは、約20分もかかった。簡単な試合ではなかったわ。この世に簡単なものは何1つない。今日、勝者と敗者を隔てたものは、チャンスを手にした時に、それを良いショットでしっかりものに出来たかどうか。今日の自分のプレーは今週で1番良いものになったわ。体がフィットしていたし、出来ればこの調子を維持したいわね。」と、話した。
加えて「昨シーズン、クレーでは絶好調だったんだけど、全仏ではいいプレーが出来なかった。今年は慎重になっていて、一生懸命練習し、集中力を高め、どのポイントも取りにいき、緩慢な動きはしないように気を付けたい。」と、セリーナ。
セリーナが通算2勝目を狙う全仏オープンは、5月26日から開幕する。
一方、敗れたアザレンカは「僅差となったゲームが何度もあったし、スコア以上に接戦だった。でも、セリーナは素晴らしいテニスをみせていて、大切な場面で私よりいいプレーをしていた。信じられないほどのプレーで、ここ1年半で1番いいプレーのような気がする。」と、話した。
また、アザレンカは「授賞式の後、私たちは決勝について話し、全仏でのお互いの幸運を祈ったの。また決勝で会えたらいいわね、ってね。」と、授賞式時についてもコメント。
決勝戦の第1セット、セリーナは試合開始当初から猛攻をみせ、このセットをゲームカウント6-1で先取する。
第2セットに入っても攻撃の手を緩めなかったセリーナがブレークするも、第7ゲームでアザレンカにブレークバックされてしまい、ゲームカント4-3となる。
しかし、息を吹き返したセリーナは、第8ゲームで再びブレークに成功し、ゲームカウント5-3とすると、第9ゲームのサービスゲームをラブゲームでサービスキープし、試合に終止符を打った。試合時間は1時間33分だった。
31歳のセリーナは9本のサービスエースを放ち、またウィナーの数は41本を数えた。
《BNLイタリア国際 男女ドロー表》
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