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女子テニスツアーのBNLイタリア国際女子（イタリア/ローマ、レッドクレー）は土曜日に準決勝を行い、第３シードのＶ・アザレンカ（ベラルーシ）が第７シードのＳ・エラーニ（イタリア）を6-0, 7-5で下し、決勝進出を決めた。

準決勝を振り返り、アザレンカは、試合後「第１セットのスコアは簡単なようにみえるのはわかっているけれど、実際にはそれほど簡単ではなかったわ。第２セットの自分のプレーには満足しているけれど、手にしたチャンスを全てものに出来た訳ではなかった。」と、コメント。

また「集中力を失ってしまった結果、彼女（エラーニ）は素晴らしいファイターだから、厳しい攻撃を仕掛け始め、得意のショットをどんどん放ってきた。だから、ゲームプランを少し変えなければならなかったわ。第２セットではもっといいプレーが出来たと思うけれど、彼女は素晴らしいテニスをみせていた。勝てて嬉しいわ。」と、アザレンカは述べた。

加えて「ここ数年、クレーコートは私にとって、最も難しいサーフェスになっている。でも、次第にいいプレーが出来るようになっているし、今週の結果がそれを証明している。今、クレーでの自分のプレーというものを見い出しつつあるわ。」と、コメント。

アザレンカは、決勝で第１シードのＳ・ウィリアムズ（アメリカ）と対戦する。

セリーナとアザレンカの対戦はこれまで１３度あり、セリーナが１１勝２敗と大きくリードしている。クレーでの対戦は１度のみで、昨年のマドリッド大会の決勝戦ではセリーナが6-1, 6-3で圧勝している。しかし、今季唯一の対戦となっているドーハの大会ではアザレンカが勝利を収めている。

アザレンカは「明日の対戦が楽しみ。あのレベルの選手と対戦出来るなんて、最高ね。」と、意気込みを語った。

《BNLイタリア国際 男女ドロー表》


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