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女子テニスツアーのポルシェ・テニス・グランプリ（ドイツ/シュトゥットガルト、レッドクレー）はシングルス決勝が行われ、第２シードのＮ・リー（中国）は第１シードのＭ・シャラポワ（ロシア）に4-6, 3-6のストレートで敗れ、準優勝となった。今大会でツアー１７度目の決勝進出のリーは、今回の敗退により決勝での戦績を７勝１０敗とした。また、両者の直近の対戦は今年の全豪オープン準決勝で、その時はリーがシャラポワを圧倒した。

試合後、準優勝のリーは「私たちが対戦する時は、いつも何が起こるのか予想がつかない。常にフィフティー・フィフティーね。でも、今日は彼女（シャラポワ）の方がいいプレーをしていた。もちろん、決勝戦で負けたのは悲しいけれど、今週を振り返ると今季初のクレーコートの大会で決勝まで進めて、嬉しく思っているわ。」と、語った。

リーとシャラポワはともに今季絶好調で、戦績はリーは２０勝４敗、シャラポワは２２勝３敗となっている。また、リーは今年の全豪オープンでＶ・アザレンカ（ベラルーシ）に敗れるも、準優勝を飾っている。

リーは、２０１１年の全仏オープンでシングルスでは男女を通じてアジア初の快挙となるグランドスラム優勝を飾っており、全豪オープンでは２度の決勝進出を果たしている。また、先日リーはアメリカのタイム誌の２０１３年「世界で最も影響力のある１００人」に選出された。


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