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女子テニスツアーのポルシェ・テニス・グランプリ(ドイツ/シュトゥットガルト、レッドクレー)はシングルス決勝が行われ、第1シードのM・シャラポワ(ロシア)が第2シードのN・リー(中国)を6-4, 6-3のストレートで下し、大会2連覇を達成すると同時に、通算29度目の優勝を決めた。シャラポワは優勝賞金と、青いポルシェも獲得した。
両者の直近の対戦は今年の全豪オープン準決勝で、その時はリーがシャラポワを圧倒した。
試合後、シャラポワは「彼女(リー)は第2シードだし、前回は負けている相手。彼女は、決勝まで私ほど苦労はしていなかったから、今週で1番タフな試合になる事はわかっていた。だから、最初から最後までやるべきことを本気でやろうとしたし、決勝までの試合にあったような気落ちするプレーをしないようにしたの。決勝までは上手くいかない事もあったけど、次のラウンドに進みたかったから諦めなかった。今日は、今週で最高のプレーが出来たと思う。」と、振り返った。
加えて「決勝までの試合がどれほど上手くいっていなくても、またどれほど疲れてようとも、今日はギアを一段上げたプレーをしたわ。」と、シャラポワ。
これで両者の対戦成績は、シャラポワの9勝5敗となった。
またシャラポワは対戦相手のリーについて聞かれ「もうお互い何度もプレーしてきているから、戦術について2人の間に秘密は何もない。1つ上手くいったとか、上手くいかなかったとかではない。一貫して、多くの事をこなさなければならない。どちらが積極的にプレーをして、ベストのテニスを出せるかが勝負の鍵ね。」と、コメント。
これでシャラポワは、WTAツアーで29勝目をあげた。また、クレーコートでの試合では16連勝目をマークした。昨年は今大会とBNLイタリア国際女子に続き、全仏オープンでも優勝している。
昨年の今大会でも優勝しているシャラポワは、これで5度目のツアー大会2連覇を達成した。ジャパンオープンでは2003年と2004年、バーミンガムの大会では2004年と2005年、サンディエゴの大会では2006年と2007年、そしてローマの大会では2011年と昨年に2連覇を飾っている。
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