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男子テニスツアーのマスターズ大会であるモンテカルロ・マスターズ(モナコ/モンテカルロ、クレー)が14日から開催される。今大会で注目選手の1人である世界ランク4位のD・フェレール(スペイン)は出場を予定していたが、欠場を表明した。欠場理由を身体的な不調としているが、具体的な内容は明らかにされていない。
フェレールは、自身のツィッターで「残念な事に、身体的な不調のためモンテカルロ・マスターズには出場する事が出来なくなった。」と、書き込んでおり、様々な憶測を呼んでいる。31歳のフェレールは、先月にマイアミで行われたソニー・オープン男子でA・マレー(英国)に敗れたものの準優勝を飾った。
クレーコートでフェレールは、R・ナダル(スペイン)に続いて圧倒的な強さを誇っており、今大会で2005年から大会8連覇を果たしているナダルの9連覇を食い止められる数少ない選手とみられていただけに、残念な欠場となった。
フェレールは、4月22日から開幕するバルセロナ・オープン・サバデルでの復帰を希望している。同大会も近年はナダルが優勝を独占しており(2005-2009年、2011・2012年)、2008・2009年と2011・2012年にナダルに敗れ準優勝に終わっているフェレールとしては、リベンジを果たしたいところ。
また、世界3位のR・フェデラー(スイス)も今大会には出場していない。フェデラーは現在、7週間に渡るトレーニングを行っており、復帰は昨年優勝を飾ったムチュア・マドリッド・オープン男子からとなっている。フェデラーは、ディフェンディング・チャンピオンとしての登場となる。
加えて、世界ランク1位のN・ジョコビッチ(セルビア)は、先週日曜日に出場したデビスカップの準々決勝セルビア対アメリカ戦で右足首を痛めており、不安を抱えての出場となっている。
このような状況下、ナダルの大会9連覇の可能性が高まってきている。ナダルは、左膝の故障などで7カ月間ツアーを離脱していたが、カムバック後は3大会で優勝を飾るなど順調に調子を上げてきており、先月のBNPパリバ・オープン男子で優勝後は3週間の休養をとっている。
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