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男子テニスツアーのマスターズ大会であるソニー・オープン男子(アメリカ/マイアミ、ハード)は、第2シードのA・マレー(英国)と第3シードのD・フェレール(スペイン)が決勝で優勝を争う。マレーが今大会で優勝すると、R・フェデラー(スイス)を抜き自己最高タイの世界ランク2位となる。
フェレールとマレーは過去11度対戦し、6勝5敗でマレーが勝ち越しており、昨年の全仏オープンではフェレールが、同年のウィンブルドンではマレーがそれぞれ勝利を収めている。直近のハードコートでの対戦は、2011年のツアーファイナルで、その時はフェレールがストレートで勝利している。
今大会はシード勢が1回戦を免除されているため2回戦から登場した世界ランク3位のマレーは、2回戦でB・トミック(オーストラリア)、3回戦で第29シードのG・ディミトロフ(ブルガリア)、4回戦で第16シードのA・セッピ(イタリア)、準々決勝で第9シードのM・チリッチ(クロアチア)、準決勝で第8シードのR・ガスケ(フランス)を下し、決勝へ駒を進めた。
マレーは2009年の今大会で優勝を飾っており、今年は4年ぶりの優勝を狙う。昨年マレーは、N・ジョコビッチ(セルビア)に敗れ準優勝に終わっている。
今年マレーは、ブリスベン国際男子で優勝、全豪オープンでは大会3度目の決勝進出を果たすもジョコビッチに敗れ準優勝、BNPパリバ・オープン男子ではJ・M・デル=ポトロ(アルゼンチン)に敗れベスト8進出に終わった。また、昨年のロンドンオリンピックで金メダルを獲得したマレーは、同年の全米オープンでグランドスラム初優勝を飾った。
対する世界ランク5位のフェレールは、3回戦で第32シードのF・フォニュイーニ(イタリア)、4回戦で第13シードの錦織圭(日本)、準々決勝でノーシードのJ・メルツァー(オーストリア)、準決勝で第15シードのT・ハース(ドイツ)を下し、決勝進出を果たした。
フェレールは自身2度目のマスターズ1000大会のタイトル獲得を目指す。30歳のフェレールは、昨年のBNPパリバ・マスターズでマレー、G・シモン(フランス)などを破ったJ・ヤノヴィッツ(ポーランド)を決勝で振り切り、自身初となるマスターズ1000大会のタイトルを獲得。今年に入りフェレールは、ハイネケン・オープンで大会3連覇を達成、クラロ杯では大会2連覇を果たし、全豪オープンではジョコビッチに敗れるもベスト4進出を果たしていた。
決勝に向けて、フェレールは「とても厳しいものになるだろうね。タイトルを獲得するには、僕のベストのテニスが必要。」と、タイトル獲得に向けて意気込みを語った。
また、今大会の第1シードで大会3連覇を狙っていたジョコビッチは、4回戦でハースにストレートで敗れる波乱に見舞われていた。さらに、BNPパリバ・オープン男子で優勝を飾ったR・ナダル(スペイン)とフェデラーは、今大会を欠場している。
日本勢からは第13シードの錦織が、V・ハネスク(ルーマニア)とX・マリス(ベルギー)を下し、2年連続の16強入りを果たすもフェレールに完敗し、大会初の準々決勝進出とはならなかった。昨年錦織は、ナダルに敗れていた。また、添田豪(日本)と伊藤竜馬(日本)も出場したが、初戦で姿を消した。
《ソニー・オープン男女シングルス対戦表》
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