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男子テニスツアーのマスターズ大会であるソニー・オープン男子(アメリカ/マイアミ、ハード)は、シングルス3回戦が行われ、第13シードの錦織圭(日本)がX・マリス(ベルギー)を6-2, 7-5のストレートで下し、昨年に続きベスト16進出を決めた。昨年の今大会で錦織は、4回戦でR・ナダル(スペイン)に敗れていた。
錦織は4回戦で、第32シードのF・フォニュイーニ(イタリア)を下した第3シードのD・フェレール(スペイン)と対戦する。錦織とフェレールの過去の対戦成績は2勝2敗としている。2008年の全米オープンと昨年のロンドンオリンピックでは錦織が、2011年の楽天ジャパン・オープンと今年の全豪オープンではフェレールが勝利した。
今年フェレールは、ハイネケン・オープンで3連覇を達成、クラロ杯では2連覇を果たした。さらに世界ランクでは、ナダルを抜き4位を記録するなど好調を維持していたが、BNPパリバ・オープン男子では第4シードで出場するも2回戦でK・アンダーソン(南アフリカ)に敗れる波乱に見舞われ、現在は5位としている。
錦織は先週行われたBNPパリバ・オープン男子で、3回戦でC・ベルロク(アルゼンチン)に敗れた。錦織とベルロクは今年の全豪オープン2回戦で対戦し、その時は錦織がストレートで勝利していた。
今年に入り錦織は、アメリカ国際インドアテニス選手権でツアー3勝目をあげるも、その後に行われたデルレイビーチ国際テニス選手権1回戦で左脇腹の痛みを理由に途中棄権を申し入れた。
敗れたマリスは、R・ラム(アメリカ)と第22シードのJ・シャーディ(フランス)を下し、錦織との3回戦へ駒を進めていた。
また、元世界ランク19位のマリスは、2002年のウィンブルドンでY・カフェルニコフ(ロシア)、G・ルゼッドスキ(英国)、R・クライチェック(オランダ)などの強豪を下し、ベスト4進出を果たしていた。またこの記録は、グランドスラムでのベルギー男子テニス選手で最高成績となっている。
日本勢からは、添田豪(日本)と伊藤竜馬(日本)も出場したが、ともに1回戦で姿を消した。
《ソニー・オープン男女シングルス対戦表》
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