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男子テニスツアーのマスターズ大会であるBNPパリバ・オープン男子(アメリカ/カリフォルニア州インディアンウェルズ、ハード)は12日、シングルス3回戦が行われ、第17シードのM・ラオニチ(カナダ)が第12シードのM・チリッチ(クロアチア)を3-6, 6-4, 6-3の逆転で下し、4回戦で第32シードのM・フィッシュ(アメリカ)を7-6 (7-4), 7-6 (7-0)で退けた第8シードのJW・ツォンガ(フランス)と対戦する。
ツォンガとの対戦について、ラオニチは「良いサーブを打って、彼(ツォンガ)のセカンドサーブでは主導権を握るプレーをしなければならない。彼のファーストサーブはとても良い。ファーストサーブが入ると、なかなかポイントを取るのが難しいからね。」と、コメントした。
フィッシュを下したツォンガは「接戦を勝ち抜けて、とても嬉しい。この大会でアメリカ人と対戦するのは、とてもやりずらいもの。次の試合では、自分への応援を期待したいね。第1セットは、ちょっとラッキーだった。彼(フィッシュ)も良いプレーをしていたけど、自分のレベルも上げる事が出来た。」と、試合を振り返っていた。
ツォンガに敗れたフィッシュは、これで2年連続となる3回戦敗退となった。フィッシュは、昨年の全米オープンの準々決勝のR・フェデラー(スイス)との試合前に、心臓疾患のために棄権。それ以来、今大会まで公式戦には登場しておらず、復帰戦として今大会にエントリーしていた。
フィッシュは「プロとして、プレーする事を本当に恋しく思っていたんだ。テニスをしてお金を稼ぐという生活がね。最後にコートに立った時は、人生の最悪な時だったから、とても辛かった。なかなか対処出来なかった。そこから復活してくるのは、とても大変だったんだ。この大会は、今後の事を考えても良いステップになっている。」とフィッシュは、復帰について語った。
この日行われた試合結果は以下の通り。
○N・ジョコビッチ(セルビア)(1) vs. ●G・ディミトロフ(ブルガリア)(31), 7-6 (7-4), 6-1
○A・マレー(英国)(3) vs. ●ルー・イェンスン(台湾), 6-3, 6-2
○J・M・デル=ポトロ(アルゼンチン)(7) vs. ●B・パウ(ドイツ), 6-2, 7-5
○JW・ツォンガ(8) vs. ●M・フィッシュ(32), 7-6 (7-4), 7-6 (7-0)
●N・アルマグロ(スペイン)(11) vs. ○T・ハース(ドイツ)(19), 3-6, 7-6 (7-2), 6-7 (2-7)
●M・チリッチ(12) vs. ○M・ラオニチ(17), 6-3, 4-6, 3-6
●錦織圭(日本)(16) vs. ○C・ベルロク(アルゼンチン), 2-6, 2-6
○S・クエリー(アメリカ)(23) vs. ●M・マトセビッチ(オーストラリア), 7-6 (7-5), 6-7 (5-9), 7-5
今大会の優勝賞金は100万ドル。
《BNPパリバ・オープン男女シングルス対戦表》
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(翻訳・記事/弓削忠則)
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