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男子テニスツアーのマスターズ大会であるBNPパリバ・オープン男子(アメリカ/カリフォルニア州インディアンウェルズ、ハード)に第3シードで出場するA・マレー(英国)が、約1ヶ月のオフをとって大会へ乗り込んだ。マレーは、今大会の結果次第では世界ランク2位のR・フェデラー(スイス)を抜いて2位へ返り咲く可能性がある。マレーが自己最高となる世界ランク2位を記録したのは、2009年の8月だった。
マレーは「2月の1ヶ月間は、特にフィットネストレーニングに重点を置いてトレーニングを積んだんだ。それがグランドスラムや、1年を通して戦い抜くためには大きな違いとなる。誰もフィジカルトレーニングをしていない時期に、3週間半もトレーニングを積んでいると、誰よりも肉体的に良い状態になっているはずなんだ。もちろん、成績を残すには実戦も必要さ。だから、今年はここで実戦を積んで、自分のレベルを上げたいと思っている。」と、語った。
今大会でマレーは、2年連続で初戦敗退と喫しており、2011年にD・ヤング(アメリカ)、2012年にはG・ガルシア=ロペス(スペイン)に敗れた。また、今大会の最高成績は2009年の準優勝で、その時は決勝でR・ナダル(スペイン)に敗れていた。
今年に入りマレーは、ブリスベン国際男子で優勝、全豪オープンではN・ジョコビッチ(セルビア)に敗れるも準優勝を飾っている。
今大会はシード選手全員が1回戦を免除されているため、マレーは2回戦で伊藤竜馬(日本)とE・ドンスコイ(ロシア)の勝者と対戦する。
この日行われた試合結果は以下の通り。
●V・トロイキ(セルビア) vs. ○D・ゴファン(ベルギー), 6-4, 3-6, 4-6
●G・ミュラー(ルクセンブルグ) vs. ○P・ロレンジ(イタリア), 5-7, 4-6
●L・クボット(ポーランド) vs. ○B・パイユ(フランス), 7-5, 5-7, 2-6
●T・ベルッチ(ブラジル) vs. ○B・トミック(オーストラリア), 4-6, 3-6
●V・ハネスク(ルーマニア) vs. ○K・アンダーソン(南アフリカ), 6-7 (6-8), 3-6
○L・マイェール(アルゼンチン) vs. ●X・マリス(ベルギー), 6-2, 3-6, 6-4
●M・グラノジェルス(スペイン) vs. ○D・ナルバンディアン(アルゼンチン), 4-6, 2-6
○J・ニエミネン(フィンランド) vs. ●I・セイスリン(オランダ), 4-6, 6-3, 6-3
●M・バグダティス(キプロス) vs. ○D・ブランズ(ドイツ), 0-6, 6-7
●J・メルツァー(オーストリア) vs. ○M・ズベレフ(ドイツ), 6-3, 3-6, 6-7
●R・バウティスタ=アグ(スペイン) vs. ○W・オディスニク(アメリカ), 5-7, 5-7
○D・イストミン(ウズベキスタン) vs. ●V・ポスピシル(カナダ), 7-6, 6-3
○L・ヒューイット(オーストラリア) vs. ●L・ロソル(チェコ共和国), 6-4, 3-6, 6-1
●F・ロペス(スペイン) vs. ○E・ガルビス(ラトビア), 3-6, 2-6
○I・ドディグ(クロアチア) vs. ●G・ペラ(アルゼンチン), 6-1, 6-2
今大会の優勝賞金は100万ドル。
《BNPパリバ・オープン男女シングルス対戦表》
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(翻訳・記事/弓削忠則)
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