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女子テニスツアーのドバイ・デューティー・フリー・テニス選手権(アラブ首長国連邦/ドバイ、賞金総額200万ドル、ハード)は18日に初日を迎え、シングルス1回戦5試合が行われ、19歳で成長著しいS・スティーブンス(アメリカ)がS・キルスチャ(ルーマニア)に7-5, 3-6, 2-6の逆転で敗れ、早くも大会を去る結果となった。
今季最初のグランドスラムである全豪オープンでは、準々決勝でS・ウィリアムズ(アメリカ)を下す金星を飾り、自身初となるベスト4入りを果たして話題となったスティーブンス。今週発表の世界ランクで16位と自己最高位を更新中のスティーブンスだったが、この日は同30位のキルスチャに2時間で敗退した。
「厳しい試合だった。彼女(キルスチャ)は、とても良いテニスをしていたし、今日はベストのプレーが出来なかった。」と、振り返るスティーブンス。
加えて「全ての試合が思い通りにいくものじゃない。今日はちょっとイライラしてしまったけど、落ち込む必要はないわ。厳しい練習を続けて、頑張ればきっと良くなるはずよ。」と、スティーブンス。
またスティーブンスは「全く新しい環境になってしまったの。シード選手じゃなかったけど、シード選手としてエントリーしたり、今まで行った事のない大会にチャレンジしたり。本当に激しい変化。それにメディアへの対応にも、より責任が問われているし、本当に予想以上の変化に戸惑いもあるわ。時にはすぐに対応出来ない事もあるけど、今はただ頑張っているの。大きなプレッシャーは感じていないしね。」と、全豪オープンでの活躍により、環境が一変したと語った。
「ここドバイも初めて訪れる街で、ショッピングなども最高ね。圧倒される事ばかり。お店もたくさんあるし、やる事だってあり過ぎるわ。楽しい時間を過ごしたけど、今回はとても短い滞在になってしまったわ。でも、来年はもっと長く滞在したいわね。」とランキングを急上昇させた彼女は、出場する大会も変わった事で訪れる街も新鮮に感じている現状を語っていた。
勝利したキルスチャは2回戦で、第5シードのS・エラーニ(イタリア)とJ・ゴルゲス(ドイツ)の勝者と顔を合わせる。
この日行われた試合結果は以下の通り。
●S・スティーブンス vs ○S・キルスチャ, 7-5, 3-6, 2-6
●V・レプシェンコ(アメリカ) vs ○シェ・シュウェイ(台湾), 6-1, 6-3
○A・イバノビッチ(セルビア) vs ●A・パブリュチェンコワ(ロシア), 6-3, 7-6 (7-5)
●L・ロブソン(英国) vs ○Y・プティンツェバ, 4-6, 6-2, 6-7 (6-8)
○M・バルトリ(フランス) vs ●K・ザコパロバ(チェコ共和国), 3-6, 6-4, 6-1
今大会の優勝賞金は44万2198ドル。
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(翻訳・記事/弓削忠則)
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