- 国内最大の総合テニス専門サイト テニス365 - 錦織圭、フェデラー、ナダル、ジョコビッチなどテニスニュース満載。全豪オープン、ウィンブルドン、全仏オープン、全米オープンなどテニス大会特集も!

- 国内最大の総合テニス専門サイト -

HOMEニュースTOP今日のニュース(一覧)今日のニュース(詳細)

シャラポワ、リーとの準決勝に闘志燃やす◇全豪オープン女子デイセッション総括

テニスのグランドスラムである全豪オープン(オーストラリア/メルボルン、ハード)は大会9日目の22日に女子シングルス準々決勝2試合を行い、第6シードのN・リー(中国)が第4シードのA・ラドワンスカ(ポーランド)との激しいストローク戦を7-5, 6-3で制し、今大会2年ぶりとなる自身3度目の準決勝進出を果たした。

【リー vs. ラドワンスカ】

今大会、リーは2010年に初めてベスト4進出を果たすと、翌2011年には決勝進出。惜しくもK・クレイステルス(ベルギー)に敗れはしたものの、その後の全仏オープンでアジア人女子選手として初めて頂点に立つなど、今大会はリーのテニス人生で大きなステップとなる大会だった。

勝利したリーは「彼女はとてもタフな選手。今日は壁と戦っているようだった。どこからでも打ち返して来るし、ミスもほとんどしない。1ショット1ショットで集中しなければならなかった、1ポイントではなく1ショットずつね。ちょっとでも緩いボールだったり短くなると、彼女はアタックして来たわ。」と、ラドワンスカとの試合の厳しさを語っていた。

真上から太陽の光が降り注ぐ中での試合だったこの試合。リーは「太陽が頭上にあってサーブがとても打ちずらかった。サーブを打った直後のショットが一番難しかった。だって太陽の光が目に入ってしまって、次のショットは真っ暗だったの。」と、この日のコンディションの難しさも加えていた。

今大会前のシドニー大会で対戦した両者。その時はラドワンスカに軍配が上がっていたリーは「今回はとても体調が良いの。前回とは違って。前回は中国のシンセンで試合をした直後にシドニー入りして、その旅の疲れも溜まっていた。特にグランドスラムは、試合をすると翌日はオフが取れる。今回は数段体調が良いし、1日オフがあるから、次の試合へ向けても最高の準備が出来るわ。」とリーは、シドニーで対戦した時との自身の違いをコメントしていた。

昨年の8月からコーチとして迎えたのがC・ロドリゲス氏。ロドリゲス氏はJ・エナン(ベルギー)を子供の頃から指導し、世界1位にまで導いた事で知られる。リーはこのところの好調さもロドリゲス氏の指導の証だとしている。「彼は冬場のトレーニングは本当に厳しものだった。本当に信じられないくらいよ。」と、その厳しさも加えていた。

一方、今季はオークランドとシドニーで優勝を果たし、この試合まで負け無しの13連勝中だったラドワンスカは「今日の試合の何ゲームかは、彼女は全く自分のテニスをさせてくれなかった。良いサーブを打ち、深いボールを打ち返して来ていた。今日の彼女は本当に良いプレーをしていたわ。」と、リーの好調さを認めていた。

「彼女はとても安定したプレーをする選手。他の選手達と違って、アップダウンがあまりなく、同じレベルで試合を続けられるの。もちろんチャンスだってあった。でもそれを生かす事が出来なければ、勝利はどこかへ行ってしまうもの。彼女はスタートから安定したプレーをしていたの。」

今季開幕から連戦が続いた事について「もちろん、ここまで本当にたくさんの試合をして来たと感じている。それでもこの大会は1日おきに試合があるから、休む時間も取れる。それでも今日の自分は明らかに動きが遅かった。出だしのゲームから、かなり走らされたし、本当に走り回っていたの。スタートからかなりの体力を使ってしまった。」と、若干の疲労を感じていた事も認めていた。

準決勝ではリーはM・シャラポワ(ロシア)E・マカロバ(ロシア)の勝者と対戦するが、そのどちらと対戦するかとの予想を聞かれたラドワンスカは「今はマリア(シャラポワ)が爆発しているから彼女がリーと対戦するのでは。正直、準決勝の勝敗は五分五分だと思う。マリアもリーもこの大会では本当に良いプレーをしているから。どちらが勝つかはとても難しい答えね。」と、準決勝を予測していた。

《リーがブレーク合戦制しベスト4へ》

【シャラポワ vs. マカロバ】

またこの日行われたもう1つの準々決勝では、第2シードのM・シャラポワが第19シードのE・マカロバとの同胞対決を6-2, 6-2で制して準優勝した昨年に続くベスト4入りを果たした。

シャラポワは「今日の試合は今後に向けても良いテストにもなったと思う。彼女は1週目にとても良い選手達を下して来ていたし、彼女自身も本当に良いテニスをする実力のある選手で、とても深いショットを打って来る。加えて彼女は左利きなのでとてもやりずらい。でもそんな彼女に対しても上手く対応出来たし、試合を通してずっと集中を切らす事がなかった。それは本当に大切な事。」とこの日の自身のプレーに満足していた。

負けたマカロバは昨年の今大会で自身初となるグランドスラムでの8強入りを果たし、その時もシャラポワに敗れていた。「彼女のテニスを信じられないものだった。コートのどこからでも攻撃的にボールを打って来るの。今の彼女を下すのは本当に難しいと思う。」と、シャラポワのテニスの印象を語っていた。

加えて「試合の終盤は、ゲームを取る事に必死だった。なぜならこの日の彼女を下す事はほぼ不可能だって感じていたから。ただ、もっとゲームを取ろうと考えていたわ。」と、シャラポワのプレーに脱帽していた。

リーとの準決勝について聞かれたシャラポワは「最後に対戦したのが去年の北京大会。これまで5回の対戦で全て勝利しているけど、いずれの試合もタフなものばかりだった。次もきっとそうなると思う。彼女は今季、最高のスタートを切っているし、好調を続けている。彼女は去年の終盤では最も成長した選手の一人だと思うし、とても質の高い準決勝になると思うわ。」と、厳しい試合を予測していた。

シャラポワ自身もV・ウィリアムズ(アメリカ)やこの日のマカロバのような好選手を下して来ているが「次の試合は試す事が目標じゃない。困難な状況に置かれたり、ベストのテニスが出来なかったり、劣勢に立たされたり、どうやったら勝てるか困惑されたりしたら、それはそうなるべくして訪れる日なの。そんな状況に陥りたいと思う?全くそうじゃないわ。」とリーとの対戦に闘志を燃やしていた。

《同胞対決を制しシャラポワ4強入り》

(翻訳・記事/弓削忠則)

(2013年1月22日19時56分)

その他のニュース

2月23日

内山靖崇と綿貫陽介、予選敗退続く (11時05分)

世界31位 逆転勝ちで2連覇王手 (10時04分)

熱戦制しツアー17度目V「最高」 (8時43分)

史上最年少でWTA1000制覇 (7時30分)

2月22日

ダブルス賞金増額訴え「見下す人へ」 (16時07分)

元サッカー代表、テニスでも代表選出 (15時17分)

快勝で4強、連覇まであと2勝 (13時52分)

逆転勝ちで決勝進出「調子良い」 (11時58分)

世界86位がズべレフ撃破の金星 (10時58分)

ズベレフ 世界86位にまさかの逆転負け (9時56分)

激闘制しツアー17度目V王手 (9時09分)

17歳 史上最年少でWTA1000決勝進出 (7時47分)

2月21日

史上2度目「予選敗者」同士の準々決勝 (18時56分)

メドベージェフ 食中毒で途中棄権 (17時20分)

世界7位ルバキナ 5年ぶりの4強入り (16時00分)

全豪での怪我乗り越え 初の4強 (15時22分)

8度目のマッチポイント取り切り4強 (13時26分)

レーバー杯 今年の顔ぶれが徐々に決定 (11時37分)

ナダル 引退の盟友へ「素晴らしいキャリア」 (10時13分)

敗退「どうすればよかったのか分からない」 (8時14分)

アルカラス下し4強「最高の気分」 (7時27分)

2月20日

17歳が世界2位撃破、初の4強 (21時56分)

ズべレフ8強「持ち直せた」 (20時00分)

世界1位の有本尚紀と佐藤政大が2連覇 (19時07分)

世界2位シフィオンテク 8強入り (17時42分)

世界1位 ストレート負けで3回戦敗退 (16時30分)

ジョコ破った世界35位 激闘制し8強 (15時56分)

ストーカーにパニック「つらい経験」 (14時04分)

アルカラス 猛攻退け8強入り (13時14分)

44歳ヴィーナス、18歳新星らにWC (11時00分)

マイアミOP 大坂・内島ら出場選手一覧 (10時28分)

マイアミOP 西岡・錦織ら出場選手一覧 (8時26分)

ベルダスコ引退 ジョコと最後まで笑顔 (7時30分)

【動画】ルブレフ 17度目のツアー制覇!優勝の瞬間、両手突き上げる! (0時00分)

【動画】17歳アンドレーワ 史上最年少でWTA1000制覇!優勝の瞬間、誇らしげな表情 (0時00分)

【動画】世界2位ズベレフ撃破の金星!世界86位コメサナ 勝利の瞬間! (0時00分)

←ニューストップへ
←前のページに戻る
ウインザーラケットショップ

>>動画をもっと見る<<




テニスの総合ポータルサイトテニス365
テニスのことならテニス365へ。テニスの総合ポータルサイトテニス365はテニス用品の通販やテニスニュースからテニスコート、テニススクールなどのテニス施設を探す方まで、便利なテニスの総合ポータルサイト、テニス情報の検索サイトです。プレイスタイルやテニス歴など、テニス用品を様々な角度から探すこともできます。テニスの総合ポータルサイトをお探しなら、テニスニュースやテニス施設の情報が豊富なテニスの総合ポータルサイトのテニス365をお使いください。テニスの総合ポータルサイトのテニス365であなたのテニスをもっと楽しく!