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テニスのグランドスラムである全豪オープン（オーストラリア/メルボルン、ハード）は大会１日目の１４日、男子シングルス１回戦が行われ、伊藤竜馬（日本）がＪ・ミルマン（ロシア）に6-4, 6-4, 3-6, 0-6, 7-5のフルセットで勝利、２年連続となる２回戦進出を果たした。

第１・第２セットを連取し、２セットアップとした伊藤竜馬は、第３セットの第８ゲームでブレークを許し、セットカウント２−１とする。

第４セット、勢いを失った伊藤竜馬の隙をついたミルマンが圧倒し、勝負の行方はファイナルセットへ。

ファイナルセットに入ると、伊藤竜馬は第４ゲームでブレークに成功し、ゲームカウント３−１とリードする。

その後、第７ゲームでミルマンにブレークバックを許すも、第８ゲームでこのセット２度目のブレークを奪い、ゲームカウント５−３とサービング・フォー・ザ・マッチのゲームを迎える。しかし、伊藤竜馬は粘るミルマンに押され、第９ゲームでブレークバックされてしまう。

以降、互いにサービスキープを続けるも、第１２ゲームのミルマンのサービスゲームで０−４０とマッチポイントを掴んだ伊藤竜馬が、最後ブレークに成功し、初戦突破を果たした。

昨年の今大会で伊藤竜馬はＰ・スタラーチェ（イタリア）に勝利し、初戦突破を果たしていた。

今年に入り、世界ランク８４位の伊藤竜馬と同１８４位のミルマンは、今大会の前哨戦で知られるブリスベン国際男子で対戦し、その時はミルマンがストレートで勝利していた。その後、ミルマンはＡ・マレー（英国）と対戦し、１セット奪う活躍をみせていた。

昨年両者は、下部大会であるチャレンジャー大会で３度対戦し、伊藤竜馬が３勝０敗としていた。

勝利した伊藤竜馬は２回戦で、第２８シードのＭ・バグダティス（キプロス）とＡ・ラモス（スペイン）の勝者と対戦する。


【全豪オープン男子 スコア速報】

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