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男子テニスで、今年10月に東京は有明コロシアムで行なわれた楽天ジャパン・オープンで日本人として初優勝を飾り、直後の世界ランクで自己最高位の15位を記録した錦織圭(日本)が、2013年のシーズンをブリスベン国際男子(オーストラリア/ブリスベン、賞金総額43万4250ドル、ハード)からスタートさせることが大会ホームページで明らかにされた。
日本のエースに成長した錦織は、今大会には2009年に初出場しベスト8入り。2回目の出場となった今年は2回戦でM・バグダティス(キプロス)に敗れている。
錦織は、今年の全豪オープンで自身初となるグランドスラムでのベスト8入りを達成。来年はトップ10入りを目指す錦織にとって、2013年の全豪オープンでは更に良い成績を残すためにも、この開幕戦で勢い乗りたいところ。
男女共同開催で行なわれるこの開幕戦は、女子はプレミア大会に位置しているものの、男子はATP250大会とグレードが低いが、次回大会は今季優勝を飾った世界ランク3位のA・マレー(英国)が2連覇を狙いエントリーしているなど、トップ20選手中5選手がエントリーを表明している。
マレーに次いで、同13位のM・ラオニチ(カナダ)、同16位のG・シモン(フランス)、同18位のA・ドルゴポロフ(ウクライナ)、そして同19位の錦織と続く。
今季を世界ランク31位でスタートしたラオニチは、今年は2大会で優勝を飾り、楽天ジャパン・オープンでは錦織と決勝の舞台で対戦。準優勝に終わるも、その後11月5日発表の世界ランクで自己最高位の13位を記録しトップ10目前でシーズンを終えた。
ブリスベン国際男子大会に初出場のラオニチは「ブリスベンでプレーするのを楽しみにしている。この大会はシーズンを始めるには最高の大会。オーストラリアで過ごすことも大好きだし、その後のツアーを転戦しやすくしてくれる。オーストラリアでは良い結果を出しているから、このオーストラリアの新しい街の大会でも、更なる良い思い出をつくる最高の機会だと期待している。」と、大会への想いを語っていた。
その他の出場者は、今年の2回戦で錦織を下したバグダティスも再び参戦し、現在地元オーストラリアのナンバー1に上り詰めたM・マトセビッチ(オーストラリア)、元世界ランク5位のT・ロブレド(スペイン)も顔を揃える。
加えて、元世界ランク1位のL・ヒューイット(オーストラリア)も主催者推薦で出場を決めている他、2009の今大会のチャンピオンのR・シュティエパネック(チェコ共和国)、F・マイヤー(ドイツ)、J・メルツァー(オーストリア)、P・H・マチュー(フランス)らもエントリーしている。
以下が出場予定選手。()内は現在のランキング
A・マレー(3)
M・ラオニチ(13)
G・シモン(16)
A・ドルゴポロフ(18)
錦織圭(19)
F・マイヤー(28)
J・メルツァー(29)
M・クリザン(スロバキア)(30)
R・シュティエパネック(31)
J・ベネトー(フランス)(35)
M・バグダティス(36)
J・ニエミネン(フィンランド)(41)
D・イストミン(ウズベキスタン)(43)
D・ゴファン(ベルギー)(46)
G・ディミトロフ(ブルガリア)(48)
M・マトセビッチ(49)
T・ロブレド(50)※
A・ファリャ(コロンビア)(54)
S・ヒラルド(コロンビア)(57)
P・H・マチュー(58)
B・ベイカー(アメリカ)(61)
L・ヒューイット(83)主催者推薦
※怪我によるプロテクトランキング
32選手によるこの大会は、この他に予選通過者4選手と主催者推薦2選手が今後決まる。2012年12月29日から30日まで男子予選が行なわれ、2013年1月6日まで本戦が開催される。
(翻訳/弓削忠則)
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