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テニスのグランドスラム、全米オープン（アメリカ/ニューヨーク、ハード）は大会４日目、女子シングルス２回戦が行われ、Ｖ・ウィリアムズ（アメリカ）が第６シードのＡ・ケルバー（ドイツ）に2-6, 7-5, 5-7のフルセットで敗れ、３回戦進出とはならなかった。

元女王で現在世界ランク４６位のヴィーナスは、第１セットで２度のブレークをするも４度のブレークを許し、セットを落としてしまう。

第２セットは互いに３度ずつブレークし、迎えた第１２ゲームでヴィーナスがこのセット４度目となるブレークに成功、１セットオールとし、勝負の行方はファイナルセットへ。

ファイナルセットは第６ゲームでヴィーナスが先にブレークに成功、ゲームカウント４－２とリードする。しかし、続く第７ゲームで世界ランク６位のケルバーにブレークバックを許してしまう。その後、第１１ゲームでヴィーナスはチャンスボールなどミスを重ね、ケルバーにブレークされる。最後、第１２ゲームでケルバーにサービスキープされ、２時間４５分で試合に終止符が打たれた。

試合を通してヴィーナスは、１６本のサービスエースと４３本のウィナーを決めるも、６０本もの凡ミスを犯した事が勝敗に影響した。ケルバーは半分以下の２５本の凡ミスだった。

勝利したケルバーは３回戦で、Ｏ・ゴヴォルツォバ（ベラルーシ）と対戦する。