- 国内最大の総合テニス専門サイト テニス365 - 錦織圭、フェデラー、ナダル、ジョコビッチなどテニスニュース満載。全豪オープン、ウィンブルドン、全仏オープン、全米オープンなどテニス大会特集も!

- 国内最大の総合テニス専門サイト -

HOMEニュースTOP今日のニュース(一覧)今日のニュース(詳細)

元女王のセルビア勢二人が完敗◇ロジャーズ・カップ女子

女子テニスツアーのロジャーズ・カップ女子(カナダ/モントリオール、賞金総額216万8400ドル、ハード)は9日、シングルス2回戦残り11試合が行われ、第11シードのA・イバノビッチ(セルビア)と第13シードのJ・ヤンコビッチ(セルビア)の元世界1位のセルビア勢が共に敗退する結果となった。

今大会はシード選手16名全員が1回戦を免除されているため、この日の2回戦が初戦だったイバノビッチとヤンコビッチは、実力を発揮する前にあっさり敗退。

そのシードダウンを演じたのはR・ビンチ(イタリア)と主催者推薦で出場のA・ウズニアッキ(カナダ)。ビンチは何とイバノビッチを6-0, 6-0のダブルベーグルで、ウズニアキはヤンコビッチを6-2, 6-3と危なげなく退け、詰め掛けた地元ファンの声援に金星で答えた。

世界ランク12位のイバノビッチに対して同28位のビンチは、自身サーブで1度もブレークポイントを握らせなかった。イバノビッチのサービスゲームでも、第1セットの第5ゲームで1度、第2セットの第3ゲームで2度しかイバノビッチにゲームポイントを握らせず、そのいずれもブレークを奪っていた。

わずか44分でイバノビッチを一蹴したビンチは「本当にびっくり。アナ(イバノビッチ)のような素晴らしい選手を相手にダブルベーグルの勝利を上げるのは簡単なことではないわ。スライスを多用して、それを彼女は嫌がっていたようね。何度も彼女と対戦したけど、こんな彼女は本当に珍しい。」と本人も驚きを隠せなかった。

プロ生活で初めてのダブルベーグルでの敗退を喫したイバノビッチは「全くリズムが掴めなかった。練習では調子が良かったのに。フットワークが上手く行かなくて、すぐにミスが出てしまったの。そうじゃなくてもビンチのような安定したプレーをする選手には、勝利を上げるのは常に厳しいものなのに。」と、自分自身でも信じられない様子だった。

「0-5とか0-6とかになると、段々パニックになるものね。そうじゃなくても良いプレーが出来ていなかったのに。本当に厳しい状態だった。ジュニアの頃を振り返っても、こんな負け方をした記憶がないわ。」とイバノビッチは、試合中に打開策が見つからなかった事を明かした。

地元からの主催者推薦で出場している世界ランク55位のウズニアッキは、同18位のヤンコビッチに第1セットで1度ブレークを許すも3度のブレークを奪い、そのセットを先取。

地元の声援を力にしたウズニアッキは第2セットで1度もブレークポイントをヤンコビッチに握らせず、1度ブレークを奪うと1時間31分のストレートで勝利、5度目の対戦でヤンコビッチから初勝利を飾った。

「地元のファンの前で、しかもこんな大きな大会で3回戦進出を決められたなんて、これ以上の事はないわ。彼女にリズムを奪われないようにしたの。彼女がミスをするまで辛抱強くプレーして、ミスの少ないテニスをして、チャンスが来たら自分のショットを打ち込むように努めたの。」とウズニアッキは試合を振り返り勝因を語っていた。

今季はスランプに陥っているヤンコビッチは、今年の2月のドーハ大会で初戦敗退して以来、この大会が19大会目の出場ながら初戦敗退が13大会目となるなど、かつてのようなプレーが影を潜めてしまっている。この日も格下のウズニアッキの前に、自分のプレーを取り戻すことなく敗退する結果となってしまった。

ビンチは第6シードのA・ケルバー(ドイツ)E・マカロバ(ロシア)の勝者と、ウズニアッキはC・マーケイル(アメリカ)と準々決勝進出を懸けて3回戦で顔を合わせる。

ケルバーとマカロバの試合は、試合途中で降雨のため翌日へと順延となっている。マーケイルはこの日、ラッキールーザーのG・ウォスコボエワ(カザフスタン)を7-5, 3-6, 6-2のフルセットで下しての勝ち上がり。ウォスコボエワは第3シードで出場予定だったM・シャラポワ(ロシア)がウィルス性胃腸疾患のため欠場を申し入れて繰り上がりで本戦入りとなっていた。

この日終了した全ての試合結果は以下の通り。

A・ラドワンスカ(ポーランド) (2) ○-× M・バーテル(ドイツ), 4-6, 6-3, 7-6 (7-5)
M・バルトリ(フランス) (9) ○-× S・ポン(中国), 6-1, 6-3
N・リー(中国) (10) ○-× E・ブシャール, 6-4, 6-4
R・ビンチ ○-× A・イバノビッチ (11), 6-0, 6-0
V・レプシェンコ(アメリカ) ○-× D・チブルコワ(スロバキア) (12), 6-4, 6-4
A・ウズニアッキ ○-× J・ヤンコビッチ (13), 6-2, 6-3
C・スアレス・ナバロ(スペイン) ○-× S・リシキ(ドイツ) (15), 3-6, 6-3, 6-4
C・マーケイル ○-× G・ウォスコボエワ, 7-5, 3-6, 6-2

また、試合が開始されながら降雨のため途中で中断を余儀なくされて、翌日へと順延となって試合は以下の3試合。

V・アザレンカ(ベラルーシ) (1) vs. T・パスゼック(オーストリア), 3-3
A・ケルバー (6) vs. E・マカロバ, 6-3, 1-3
C・ウォズニアキ(デンマーク) (7) vs. K・ベルテンス(オランダ), 7-5, 4-0

今大会の優勝賞金は38万5000ドル。

(2012年8月10日13時16分)

Facebookでニュースコメントを投稿

>> テニス365公式Facebookページ
その他のニュース

1月19日

ジョコ15度目の8強 次戦はアルカラス (19時57分)

【1ポイント速報】ジョコビッチら 全豪OP4回戦 (17時13分)

錦織撃破の世界11位 全豪OP8強 (16時34分)

アルカラス 相手棄権で全豪OP8強 (15時46分)

柴原瑛菜組 ストレート負けで16強逃す (14時54分)

加藤未唯組 逆転勝ちで全豪OP8強 (13時56分)

全豪OP3連覇へ あと3勝 (12時29分)

富澤直人と辻岡史帆 全豪Jr初戦突破 (10時44分)

錦織圭&大坂なおみ ツーショット公開 (9時37分)

夫婦で同日に世界4位撃破 (8時37分)

カメラ破壊の世界5位に高額罰金 (7時32分)

1月18日

加藤未唯組 逆転勝ちで16強 (21時51分)

ラッキールーザーから全豪OP16強 (21時39分)

シナー 快勝で4度目の全豪OP16強 (20時30分)

ナダル以来の快挙 19歳で全豪OP16強 (19時21分)

モンフィス 世界4位撃破 全豪OP16強 (17時24分)

“また”フルセットで勝利「大好き」 (14時30分)

全豪OP 早期敗退相次ぐ“中堅世代” (13時48分)

20歳新鋭が四大大会初16強 (11時53分)

2年ぶり16強、失ゲーム1の完勝劇 (10時59分)

【1ポイント速報】シフィオンテクvsラドゥカヌ (9時32分)

アシックス 豪華テニスサミット開催 (8時24分)

全試合フルセット勝利“マラソンマン”が16強 (8時06分)

1月17日

柴原瑛菜組 完勝で全豪OP初戦突破 (22時48分)

加藤未唯組 シード撃破し初戦突破 (21時59分)

大坂なおみ棄権に「気持ちわかる」 (21時02分)

ジョコ 快勝で16強、求婚は断る (19時55分)

大坂なおみ 負傷なければ「勝てたかも」 (18時50分)

大坂なおみ棄権「最後までやりたかった」 (17時53分)

【1ポイント速報】ジョコビッチvsマハツ (17時08分)

大坂なおみ 全豪OP無念の途中棄権 (16時22分)

【1ポイント速報】大坂なおみvsベンチッチ (15時45分)

アルカラス 2年連続で全豪OP16強 (15時35分)

二宮/エイケリ組 全豪OP2回戦敗退 (13時24分)

青山/穂積ペア 全豪OP2回戦敗退 (11時17分)

19歳ティエン「実感が湧かない」 (8時10分)

世界121位 V候補撃破の大金星 (1時00分)

波乱 メド 世界121位に屈し2回戦敗退 (0時59分)

【画像】錦織圭と大坂なおみのツーショット写真!(投稿内5枚目) (0時00分)

【動画】カメラを激しく破壊するメドベージェフ (0時00分)

1月16日

最新テニスラケット試打会を開催 (22時18分)

内島萌夏ペア 全豪OP初戦敗退 (20時54分)

シナー 3ヵ月ぶりセット落とすも勝利 (20時03分)

大注目の新星は2回戦敗退 (19時02分)

38歳モンフィス 完勝で3回戦へ (17時57分)

世界4位 1200万円以上を寄付 (17時11分)

二宮真琴/エイケリ組 初戦突破 (16時45分)

WC参戦の渡邊/柚木ペア 逆転で敗退 (15時40分)

観客がうるさ過ぎてコート移動 (15時13分)

錦織圭 今後のスケジュールは? (14時30分)

19歳メンシク金星「最高の気分」 (13時38分)

錦織「体力が続かなかった」 (13時20分)

完敗で昨年8強が2回戦敗退 (12時26分)

青山/ 穂積ペア 快勝で初戦突破 (11時16分)

全豪OP初Vへ 完勝で6年連続3回戦進出 (11時03分)

バボラ 新「ピュアドライブ」発売 (9時56分)

5時間死闘 試合終了は深夜1時 (9時07分)

錦織撃破のポール「彼はトップレベル」 (8時03分)

アルカラス「全てうまくいった」 (7時11分)

←ニューストップへ
←前のページに戻る
ウインザーラケットショップ

>>動画をもっと見る<<




テニスの総合ポータルサイトテニス365
テニスのことならテニス365へ。テニスの総合ポータルサイトテニス365はテニス用品の通販やテニスニュースからテニスコート、テニススクールなどのテニス施設を探す方まで、便利なテニスの総合ポータルサイト、テニス情報の検索サイトです。プレイスタイルやテニス歴など、テニス用品を様々な角度から探すこともできます。テニスの総合ポータルサイトをお探しなら、テニスニュースやテニス施設の情報が豊富なテニスの総合ポータルサイトのテニス365をお使いください。テニスの総合ポータルサイトのテニス365であなたのテニスをもっと楽しく!