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錦織圭が88年ぶりの歴史的快挙成し遂げる◇ロンドンオリンピック

ロンドンオリンピックのテニス競技(イギリス/ロンドン、芝)は大会5日目の1日、男子シングルス3回戦8試合が行われ、第15シードの錦織圭(日本)が第4シードのD・フェレール(スペイン)に6-0, 3-6, 6-4のフルセットで勝利、88年ぶりの歴史的快挙となるベスト8進出を決めた。

第1セットは錦織が世界ランク5位のフェレールに対し、ウィナー12本を決める圧倒的なプレーを披露、わずか21分でセットを先取する。第2セット、錦織は2度のブレークを許し、このセットをフェレールに奪われ、ファイナルセットへ突入。

ファイナルセット、第8ゲームで錦織は3本のブレークチャンスを握るも、これをフェレールにかわされ、ゲームカウント4-4。続く第9ゲームではブレークポイントをフェレールに与えるも、錦織がきっちりサービスキープし、ゲームカウント5-4。

この直後、日没のため両者はセンターコートに移動し、試合が再開された。

試合再開後、錦織がバックハンドのダウンザラインを決め流れを掴み、最後フェレールのフォアハンドがネットにかかり、1時間56分の試合に幕が下りた。

オリンピックの男子シングルスで日本人がベスト8進出したのは、原田武一以来88年ぶりの快挙であった。

大金星を挙げた錦織は準々決勝で、第12シードのG・シモン(フランス)に6-1, 4-6, 6-3のフルセットで下した第8シードのJ・M・デル=ポトロ(アルゼンチン)と対戦する。両者は今年のウィンブルドンでも対戦し、その時はデル=ポトロがストレートで勝利してる。

一方ボトムハーフでは、今大会の会場であるウィンブルドンで、2002年のチャンピオンのL・ヒューイット(オーストラリア)と2010年覇者N・ジョコビッチ(セルビア)が3回戦で顔を合わせた。

第1セット、ヒューイットはファーストサーブが入った時に100パーセントの確率でポイントを獲得しセットを先取する。

第2セット、息を吹き返したジョコビッチがブレークに成功し、第9ゲームでサービングフォーセットのゲームを迎えるも、土壇場でヒューイットにブレークを許す。その後第12ゲームでジョコビッチが再びブレークに成功し、ファイナルセットに突入。

ファイナルセットは、2度のブレークに成功したジョコビッチが、1時間56分で元世界ランク1位のヒューイットを下した。

勝利したジョコビッチは「彼(ヒューイット)は最高のテニスを披露していました。彼は元世界ナンバー1です。彼を尊敬していますし、ライバルの一人です。」敬意を払った。また、「彼はオリンピックなどの大舞台や国のために戦う事が好きなのです。」

2008年北京オリンピック銅メダリストジョコビッチは準々決勝で、F・ロペス(スペイン)に7-6 (7-5), 6-4のストレートで勝利した第5シードのJW・ツォンガ(フランス)と対戦する。ツォンガは2回戦でM・ラオニチ(カナダ)と対戦し、6-3, 3-6, 25-23の大熱戦の末に3回戦進出を決めていた。

トップハーフでは、第1シードのR・フェデラー(スイス)D・イストミン(ウズベキスタン)に7-5, 6-3のストレートで勝利し、準々決勝に駒を進めた。

この日フェデラーは24本もの凡ミスを犯すも、3度のブレークと23本のウィナーを決め、1時間21分で3回戦突破を決めた。

2008年北京オリンピックに続きベスト8進出を果たしたフェデラーは準々決勝で、第7シードのJ・ティプサレビッチ(セルビア)に7-5, 7-6 (16-14)で下した第10シードのJ・アイズナー(アメリカ)と対戦する。

その他の試合では、地元の期待を背負う第3シードのA・マレー(英国)M・バグダティス(キプロス)に4-6, 6-1, 6-4の逆転で勝利、ベスト8進出を決めた。

世界ランク4位のマレーは、第1セットで2度のブレークを奪われ、リードを許す展開に。第2セットは息を吹き返したマレーが、ファーストサーブが入った時に90パーセントの確率でポイントを獲得し、1セットオール、ファイナルセットへ突入する。

勝敗がかかるファイナルセット、第1ゲームでブレークに成功したマレーが、16本ものウィナーを決めるなどで、1時間58分でベスト8進出を決めた。

勝利したマレーは「第2セットで足をよく動かし、いい位置でボールを捉えるようにした。その後良いテニスが出来た。」とコメント。

マレーは準々決勝で、S・ダルシス(ベルギー)に7-5, 6-3で勝利した第11シードのN・アルマグロ(スペイン)と対戦する。敗れたダルシスは、1回戦で第6シードのT・ベルディフ(チェコ共和国)をストレートで下す大金星を挙げていた。

アルマグロとの対戦については「彼(アルマグロ)はタフな選手です。ビッグサーブを持っています。私は勝つために上手くプレーする必要があります。」とマレーは意気込みを語った。

(2012年8月2日6時42分)

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