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男子テニスツアーのバルセロナ・オープン・サバデル(スペイン/バルセロナ、賞金総額167万7500ユーロ、クレー)は29日、シングルス決勝が行われ、第1シードのR・ナダル(スペイン)が第3シードのD・フェレール(スペイン)に7-6 (7-1), 7-5のストレートで勝利、今大会通算7度目の優勝を果たすとともに、優勝賞金30万1150ユーロを手に入れた。
世界ランク2位のナダルは、先週行われたモンテカルロ・マスターズでも8連覇を達成していた。1人の選手が2つの大会で7度以上の優勝を達成するのは、史上初の快挙となった。
昨年の全仏オープンから続くクレーコートでの連勝を21に伸ばしたナダルは、これがキャリア通算48勝目のタイトルとなった。
世界ランク6位のフェレールにとって、今回で4度目となるバルセロナでの決勝進出であったが、これで4度目の準優勝となった。フェレールはこの日、15本ものブレークチャンスがあったものの、ブレークに成功したのはわずかに3度だった。
マッチポイントでバックハンドのウィナーを決めたナダルは、その瞬間、ジャンプして勝利の喜びを表現した。「今シーズンのクレーコートの試合では、最も厳しい試合でした。ダビッドはいつも限界まで追いつめてくれます。宝くじのようなものでした。今日は僕の方に運がありました。」と、ナダルは試合を振り返った。
快晴の下で行われた決勝、立ち上がりはお互いに1度ずつブレークに成功したものの、その後はサービスキープが続く展開となる。ともにクレーコートを得意とする同士、長く激しい打ち合いになるも、そのポイントの多くはライン上へのウィナーで決着がついていた。
このセットだけでナダルは8本中7本のブレークピンチを切り抜けていた。そのうち5本は第12ゲームでのことで、フェレールのセットポイントだった。タイブレークではフェレールのダブルフォルトなどもありナダルが4-1とリードを奪うと、そのまま逃げ切り、93分でセットを先取した。
第2セットに入ると、第4ゲームでナダルがブレークに成功し3-1とリードを奪う。しかし、フェレールは続く第5ゲームでブレークバックに成功、再びこう着状態に。
試合が大きく動き始めたのは第9ゲーム。ナダルのサービスゲームでフェレールがブレークチャンスを迎えると、ここでナダルが痛恨のダブルフォルトを犯し、フェレールが5-4とリードを奪う。
続く第10ゲーム、フェレールのサービング・フォー・ザ・セットであったが、ナダルがスーパーショットで流れを引き寄せると、この土壇場でブレークバックに成功。その勢いに乗ったナダルがさらに2ゲームを連取してゲームセット。2時間41分でタイトルを獲得した。
今大会の決勝でナダルに4連敗となったフェレールは「いつもの様にラファの勝ちです。ここで4度も負けましたが、4度ともに素晴らしい選手が相手でした。」と勝者を称えた。
クレーコートではキャリア通算で241勝18敗と9割を超える勝率を誇るナダルが、クレーコート大会の決勝で敗れたのはR・フェデラー(スイス)とN・ジョコビッチ(セルビア)のみとなっている。
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