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男子テニスツアーのハイネケン・オープン(ニュージーランド/オークランド、賞金総額39万3250ドル、ハード)は土曜日に決勝戦を行い、第1シードのD・フェレール(スペイン)がノーシードから勝ち上がったO・ロクス(ベルギー)を6-3, 6-4のストレートで下し、見事、今大会3度目の優勝を飾った。フェレールは優勝賞金7万1900ドルを獲得した。
現在、世界ランク5位のフェレールは2007年、そして昨年の今大会で優勝しており、今大会とは相性がよく、今年もその相性のよさを証明した。
ATPツアー12勝目を飾ったフェレールは、今大会で戦った4試合でわずか1セットしか落としておらず、月曜日から始まる全豪オープンに向けて勢いをつけた。
フェレールはL・ロソル(チェコ共和国)、A・ファリャ(コロンビア)、そして第3シードのF・ベルダスコ(スペイン)を下しての勝ち上がりだった。決勝戦では強力なサービスとフォアハンドで世界68位のロクスを圧倒、サービスエースは9本を数えた。またファーストサーブが入った際のポイント獲得率は81%にも及んだ。
試合後、フェレールは「とても疲れています。今週は走り回りました。ですが、同じ大会で3度の優勝を飾ったのは今回が初めてです。なのでこの大会は私の大好きな大会になっています。とても特別な感じがしています。」と話した。
一方、敗れたロクスは、7年前の今大会でF・ゴンサレス(チリ)に敗れたものの決勝まで進んでおり、今回は久しぶりの決勝進出となっていた。ATPツアー10度目となる決勝戦でツアー3勝目、2006年のミュンヘンの大会以来となる優勝を狙ったが、好調フェレールの前に残念ながら準優勝に終わった。
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