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女子テニスツアーのブリスベン国際女子(オーストラリア/ブリスベン、賞金総額65万5000ドル、ハード)は4日、シングルス2回戦4試合が行われ、第4シードのS・ウィリアムズ(アメリカ)がB・ヨバノフスキ(セルビア)に6-2, 6-4で勝利したものの、試合中に負傷した足首を理由に大会を棄権することとなった。
決勝で敗れた昨年のUSオープン以来となる公式戦に出場しているセリーナは、第1セットを先取すると、第2セットでも5-3とリードを奪い、自らのサービスゲームを迎えていた。
その第9ゲームでデュースとなった次のポイント、ラリー中に逆をつかれたセリーナは勢い余って左足を捻ってしまうと、そのままコートに倒れ込んだ。コートに倒れてから数分後、助けを借りながらベンチに戻ったセリーナは足首の治療を受け試合に復帰、左足をかばいながらのプレーながらも、何とか勝利していた。
試合後に精密検査を受けたセリーナは、これ以上のプレーはするべきではないと判断し、大会途中での棄権となった。この結果、準々決勝で対戦する予定であったD・ハンチュコバ(スロバキア)のベスト4進出が決まっている。
「数日間のオフをとり、足首の具合を見ます。」とセリーナ。「まだ全豪オープンでプレーする望みを捨てていません。」
2010年の全豪オープンでは決勝でJ・エナン(ベルギー)を下してタイトルを獲得していたセリーナだが、昨年は足の怪我と病気のために欠場していた。USオープン直前にツアー復帰を果たした彼女は、2大会でタイトルを獲得し、USオープンでも決勝に進出するなど好成績を残していたが、その後は怪我のために再び戦線離脱を余儀なくされていた。
地元勢で第1シードのS・ストザー(オーストラリア)は、I・ベネソバ(チェコ共和国)に4-6, 2-6で敗退、早くも大会を去ることとなった。
昨年のUSオープンを制し、今年は地元でのグランドスラム制覇の期待がかかるストザーは「ただ今日という日が悪かったと願うばかりです。来週、再来週には調子が戻るでしょう。理想的なスタートとはいきませんでしたが、パニックにはなりません。」と、敗戦を冷静に受け止めていた。
この他の試合では、第6シードのJ・ヤンコビッチ(セルビア)がN・ブラチコワに6-3, 6-2で、K・カネピ(エストニア)が第7シードのA・パブリュチェンコワ(ロシア)に6-0, 6-3で勝利している。
今大会の優勝賞金は11万ドル。
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