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世界ランク1位で今シーズンを締めくくったN・ジョコビッチ(セルビア)がシーズン開幕直前にアラブ首長国連邦のアブダビで毎年行われているエキシビションに初参戦する。ジョコビッチに加え同2位のR・ナダル(スペイン)、同3位のR・フェデラー(スイス)ら、トップ選手が2012年のシーズン開幕に先駆けてコートに立つ。
今回で4年目となるこのエキシビションは、『ムバダラ・ワールド・テニス・チャンピオンシップ』と名付けられ、12月29日から31日にかけて行われ、優勝賞金25万ドルを懸けて6選手によって争われる。
出場選手は、前述のジョコビッチ、ナダル、フェデラーに加え、同5位のD・フェレール(スペイン)、同6位のJW・ツォンガ(フランス)、同15位のG・モンフィス(フランス)の6名が出場する。
トーナメント方式で行われるこのエキシビションは、昨年優勝のナダルと準優勝のフェデラーがシード選手として準決勝から登場する。準々決勝はジョコビッチ対モンフィスと、フェレール対ツォンガで争われ、その勝者がフェデラーとナダルと準決勝で対戦する。
今シーズンのスタートから全豪オープンを含む41連勝を飾ったジョコビッチは、9ヶ月の間にウィンブルドン、USオープンなど10大会で優勝を飾り、7月4日には初の1位の座に着くなど他の選手を全く寄せ付けない強さを見せた。
しかしながら終盤は怪我と疲労から精彩を欠き、シーズン最後の大会だったツアー最終戦では、自身初となる第1シードで臨むも、まさかの予選ラウンドロビンで敗退する結果となってしまった。
最終戦での敗退後はモルディブで2週間の休養を取り、その後トレーニングを再開したジョコビッチはアブダビを初めて訪れ、今では体調も万全となり2012年も今シーズンの調子を維持することを目標に掲げている。
「アブダビに初めて訪れる事が出来て大変光栄に思います。この太陽と最高級の施設の中でプレー出来る事は、シーズンをスタートさせるためには理想の形です。数週間後に控えた全豪では、連覇を目指すための準備をしています。一番の準備は、実戦での勝利です。このエキシビションでは真剣勝負が繰り広げられるでしょう。観客が喜ぶような攻撃的なテニスを披露したいと思います。」
初日の19日にモンフィスとの試合に登場するジョコビッチは、このエキシビションへの思いと、来シーズンへ向けての調整ぶりを語っていた。ジョコビッチと対戦するモンフィスも、ジョコビッチ同様このエキシビションには初出場となる。
「アブダビは初めて訪れます。大会の事はたくさん聞いています。初めてアラブを見るのが待ち遠しいですし、雰囲気を楽しんで新しいシーズンをスタートさせたいと思います。最高の選手と初日に試合をすることで、自分自身を試すことも出来るし、他の選手達も2012年もライバルになる選手ばかりです。準備は出来ています。」とモンフィスは意気込みを語った。
出場選手の多くはその後に同じ中東にあるカタールはドーハで行われるシーズン開幕戦に出場する。その後、全豪オープンへ向けてオーストラリアへ向かう。
このエキシビションは、ジョコビッチをはじめトップ選手が新しいシーズンへの調整具合をはかる大切なもの。順調な仕上がりで好スタートが切れるか注目が集まる。
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