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今年のウィンブルドンジュニアの女子シングルスを制覇した15歳のA・バーティが来年1月に開幕する全豪オープンの出場権を獲得した。
優勝すれば全豪のワイルドカード(主催者推薦枠)を獲得することができる、地元オーストラリアの選手のみが参加する国内予選会でバーティは決勝まで進出。決勝では第2シードのO・ロゴウスカ(オーストラリア)を7-6 (8-6), 6-2のストレートで下し、見事、出場権を手にした。バーティは初戦で第1シードのC・デラクア(オーストラリア)を下すなど大活躍で、また失セットは0という好調ぶりだった。
うれしいグランドスラム大会初出場を決めたバーティは「今の気持ちをうまく言い表すことは難しいのですが、決勝では1セット奪えたら、と考えていたので勝ててうれしく思います。」と話した。
現在、ジュニア・ランキングで世界ランク3位につけているバーティは、1月16日からメルボルン・パークで始まる全豪に出場できるとは思っていなかったとも述べている。その全豪について尋ねられたバーティは「会場に行って緊張のあまりひどいプレーをするかも知れません。ですが、できる限り楽しもうと思います。ロッカールームに閉じこもり、隅っこで隠れているかも知れません。」とも話し、初の大舞台を前に緊張した様子をみせていた。
一方、男子シングルスの予選会では26歳のM・マトセビッチ(オーストラリア)がJ・ダックワースを6-4, 6-1, 6-2のストレートで下し、主催者推薦としては2年連続となる出場権を手にした。
マトセビッチは今シーズン、全豪、ウィンブルドン、全米に出場したものの、いずれも1回戦で敗れている。
四大大会の本戦にストレート入りするためには、世界ランキングで100位前後に入っている必要がある。現在、世界ランク201位のマトセビッチは、いずれトップ100入りを果たしたいと考えているようだ。「現在のランキングには満足していません。トップ100入りしたいと考えています。今シーズンはトップ100の選手を何人か倒しています。近い将来、ランキングを二桁台にしたいと思っていますし、達成できる自信があります。」と力強く語っている。
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