- 国内最大の総合テニス専門サイト テニス365 - 錦織圭、フェデラー、ナダル、ジョコビッチなどテニスニュース満載。全豪オープン、ウィンブルドン、全仏オープン、全米オープンなどテニス大会特集も!

- 国内最大の総合テニス専門サイト -

HOMEニュースTOP今日のニュース(一覧)今日のニュース(詳細)

フェデラーが史上最多6度目のタイトル◇ATPワールドツアー・ファイナル

男子テニスツアー最終戦であるATPワールドツアー・ファイナル(英国/ロンドン、賞金総額507万ドル、ハード)は大会8日目の27日、シングルス決勝が行われ、R・フェデラー(スイス)JW・ツォンガ(フランス)に6-3, 6-7 (6-8), 6-3のフルセットで勝利、史上最多となる6度目のツアーファイナル制覇を成し遂げた。

「これは最高のタイトルの一つです。」とフェデラー。「再びシーズンを素晴らしい形で終えることができました。これほど強い状態で、シーズンを終えたことはありません。」

世界ランク上位8人しか出場できない今大会、フェデラーはラウンドロビンを唯一の3連勝で突破。特に火曜日に行われた2試合目では、R・ナダル(スペイン)を6-3, 6-0で圧倒していた。

この日がキャリア通算100度目の決勝となったフェデラーは、第1セット第8ゲームをラブゲームでブレークすると、続く第9ゲームをキープ、35分でセットを先取する。

第2セットに入ってもフェデラーの勢いは止まらず、第5ゲームでツォンガのサービスゲームをブレークすると、5-4で迎えた第10ゲームでサービング・フォー・ザ・マッチのチャンスを迎える。

しかし、土壇場に追い込まれたツォンガがここで反撃に転じ、0-40とブレークのチャンス。結局、3本目のブレークポイントでツォンガがブレークバックに成功すると、このセットはタイブレークまでもつれこむ。

そのタイブレークで5-2とリードを奪ったフェデラーは、6-5でマッチポイントのチャンスを迎える。しかし、ツォンガがこのピンチをフォアハンドのウィナーで切り抜けると、今度は7-6と逆にセットポイントとなる。この場面でツォンガはフォアハンドのリターンを強打、ボールはフェデラーの足元深くに突き刺さったボールはフェデラーのミスを誘い、第2セットはツォンガが逆転で奪取する。

しかし、今年のウィンブルドン準々決勝では2セットダウンからフェデラーに逆転勝ちしたツォンガであったが、反撃もここまで。第3セットは再びフェデラーのペースとなる。

フェデラーは第3セット、自らのサービスゲームではツォンガにわずか3ポイントしか許さない完璧なプレーを展開すると、第8ゲームでブレークに成功、5-3とリードを奪う。

そして第3セット第9ゲーム、40-0と3本のマッチポイントを得たフェデラーは、1本目でフォアボレーをコートに叩きつけると、それがウィナーとなりゲームセット。2時間19分でキャリア通算70勝目を達成した。

今年で30歳になったフェデラーは、今シーズンを2002年以来となるグランドスラム無冠で終えている。USオープン準決勝では、世界ランク1位のN・ジョコビッチ(セルビア)を相手に2本のマッチポイントがあったが、逆転で敗れていた。

その敗戦後、フェデラーは6週間の休養を取っていたが、その間に気持ちの整理をしていたようだ。

「そういった負けが頻繁に起きると、自分が何か間違っていたのか自問自答します。」とフェデラー。「メンタルな部分については、過小評価も過大評価も言いたくありませんが、試合の最中でも、ツアー中でも起こりうることです。どんな時でもポジティブでいられるわけではありません。とても難しいことです。それで、重要な場面で疑いを持ってしまったのでしょう。」

この休養はフェデラーにとっていい方に作用したのは間違いなく、USオープン以降、スイス・インドア、パリ・マスターズ、そして今大会と3大会連続でタイトルを獲得する好調ぶりとなっている。

一方、今大会で優勝すれば、フランス勢として史上初のツアー最終戦チャンピオンとなれたツォンガは「現在、インドアでは彼が最高の選手です。もしかしたら、史上最高かもしれません。彼は本当に素早いし、良いプレーをしています。」と、勝者を称えた。

またツォンガは、これで3週間連続で日曜日にフェデラーに敗れることとなった。最初はパリ・マスターズの決勝に始まり、今大会のラウンドロビン1試合目、そしてこの決勝とインドアで3連敗となった。

この日はサッカー選手のクリスティアーノ・ロナウドやロンドン市長なと著名人が観客席に顔を並べる中、フェデラーはI・レンドル(アメリカ)P・サンプラス(アメリカ)を抜き、歴代単独トップとなる今大会6度目の制覇となった。

この記録についてフェデラーは「サンプラスやレンドルより優れているとは思いません。彼らはテニス史上で最高のチャンピオンです。彼らと比べられるだけで満足です。」と、コメントを残している。

通算4度目となる全勝優勝を果たしたフェデラーは、優勝賞金163万ドルを手に入れた。

(2011年11月28日12時08分)

その他のニュース

11月19日

内山靖崇 快勝で8強、次戦は坂本怜 (18時27分)

柚木武 秘話明かす 引退「知ってた」 (16時57分)

ヒューイット親子 46分で衝撃の圧勝 (16時52分)

【告知】錦織圭vsシン (15時51分)

珍プレーで流れ一変、痛恨の逆転負け (15時31分)

坂本怜「錦織と決勝でやれたら…」 (14時45分)

松岡隼 ヒューイット息子に逆転勝ち (13時15分)

坂本怜 完勝で2年連続8強入り (11時15分)

【1ポイント速報】坂本怜vsジューコフ (10時07分)

大坂なおみら日本代表 開幕日に登場 (9時44分)

アルカラス 負傷でデ杯欠場 (8時07分)

11月18日

錦織圭が復帰、来季「イメージない」 (16時25分)

ヒューイット 親子で複出場へ (16時14分)

錦織圭は「ベースの高さが全然違う」 (15時52分)

遅咲きのビッグサーバー 現役引退へ (14時27分)

錦織圭 逆転勝ちで復帰戦白星 (13時50分)

【1ポイント速報】錦織圭vs市川泰誠 (12時22分)

坂本怜 ストレート勝ちで初戦突破 (11時31分)

【1ポイント速報】坂本怜vsサムレジ (10時04分)

11月17日

錦織圭 初戦の相手決定、日本勢対決に (15時38分)

日本ら 国別対抗戦 組合せ決定 (14時39分)

綿貫陽介、錦織圭に次ぎ日本勢5番手に (13時27分)

シナーとアルカラスは「友達」? (11時25分)

錦織圭 復帰戦に向け最終調整 (10時24分)

小田凱人と上地結衣 最終戦2連覇 (9時30分)

シナー 頂上決戦制し最終戦連覇 (8時09分)

11月16日

綿貫陽介 逆転勝ちで3年ぶりV (15時26分)

三井駿介 複でチャレンジャー大会初V (14時43分)

【1ポイント速報】綿貫陽介vsイメル (13時05分)

触れた?審判泣かせの珍事 ビデオ判定 (12時26分)

0勝13敗「勝つ方法は分かる。でも…」 (10時45分)

最終戦決勝もアルカラスvsシナー (7時05分)

シナー神様モード 3年連続決勝へ (5時44分)

錦織圭 復帰戦は予選勝者に決定 (5時17分)

←ニューストップへ
←前のページに戻る
ウインザーラケットショップ

>>動画をもっと見る<<




テニスの総合ポータルサイトテニス365
テニスのことならテニス365へ。テニスの総合ポータルサイトテニス365はテニス用品の通販やテニスニュースからテニスコート、テニススクールなどのテニス施設を探す方まで、便利なテニスの総合ポータルサイト、テニス情報の検索サイトです。プレイスタイルやテニス歴など、テニス用品を様々な角度から探すこともできます。テニスの総合ポータルサイトをお探しなら、テニスニュースやテニス施設の情報が豊富なテニスの総合ポータルサイトのテニス365をお使いください。テニスの総合ポータルサイトのテニス365であなたのテニスをもっと楽しく!