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テニスのグランドスラムである全仏オープン(フランス/パリ、賞金総額1752万ユーロ、クレー)は大会10日目の31日、女子シングルス準々決勝が行われ、第11シードのM・バルトリ(フランス)が第13シードのS・クズネツォワ(ロシア)に7-6 (7-4), 6-4のストレートで勝利、ベスト4に進出した。
今大会の女子シングルスで地元勢がベスト4に進出するのは、2005年のM・ピアース(フランス)以来のこと。
今大会の前哨戦であるストラスブール大会で大腿部を負傷し、今大会でプレーできたら奇跡と自ら言っていたバルトリであったが、第1セットのタイブレークでは1-3の劣勢から逆転、さらに第2セットでは2度のブレークに成功し、2009年の全仏女王であるクズネツォワに勝利、1時間53分でベスト4の座を勝ち取った。
26歳のバルトリは、今回でキャリア2度目となるグランドスラム準決勝進出となった。初めてのメジャー準決勝は2007年のウィンブルドンで経験しており、そのときはJ・エナン(ベルギー)を破り決勝に進出したものの、決勝ではV・ウィリアムズ(アメリカ)の前に準優勝に終っている。
一方のクズネツォワは、第1シードのC・ウォズニアキ(デンマーク)を破ったD・ハンチュコバ(スロバキア)に4回戦で勝利していたが、優勝した2009年以来となるベスト4進出はならなかった。
準決勝でバルトリは、ディフェンディング・チャンピオンで第5シードのF・スキアボーネ(イタリア)と決勝への切符を争う。
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