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男子テニスの国別対抗戦であるデビスカップのワールドグループ1回戦、チリとアメリカの対戦(チリ/サンティアゴ、クレー)は6日、リバース・シングルス2試合が行われ、2勝1敗とリードしていたアメリカがこの日のシングルスで2勝を飾り、通算4勝1敗でベスト8進出を決めた。
この日の第1試合に登場したアメリカのエースであるA・ロディック(アメリカ)は、P・カプデビル(チリ)を相手に第1セットを落としたものの3-6, 7-6 (2), 6-3, 6-3で下し、ベスト8進出が確定となる3勝目を母国にもたらした。
28歳のロディックはこの日の勝利で、デビスカップでの3勝目がかかった試合での戦績を12勝0敗とするとともに、2001年からの通算成績を33勝11敗とした。
2年ぶりにアメリカ代表に復帰しているロディックは「勝負を決める試合は、いつでもおいしいよ。さらに、回りの条件が自分に不利な時、その満足感は格別です。クレーコートで、アウェイの観客。神経が磨り減るけど、その全てを無視する必要があります。」と、試合についてコメントした。
続いて行われた消化試合では、J・アイズナー(アメリカ)がG・リベラ=アランギスを6-3, 6-7 (4-7), 7-5で下し、デビスカップでのシングルス初勝利を挙げている。
また今年からアメリカ代表チームの監督に就任した、J・クーリア(アメリカ)にとっても初勝利となった。元世界ランク1位のクーリアは、1992年と1995年にアメリカが今大会を制した際のメンバーの一人。
「選手達のコート上での苦難への対処の仕方については満足している。ジョンの試合は、チームとして彼をコートに送り出すことと、彼にシングルスでの勝利をさせると言う点で、とても大切でした。」
今年からデビスカップではルールが改定され、リバースシングルスの第1試合が4セット以上でチームの勝敗が決した場合、消化試合は行わなくてもよいとされている。しかし、アメリカとチリはアイズナーとリベラ=アランギスをコートに送り込んだ。
「勝った感覚だけではなくて、これが彼にとって大切なことでしたし、彼は最後の試合で自分のプレーをしていました。」とクーリア。「同じことが今日のアンディにも当てはまります。今週末でキャリア最高の時間を過ごしているだろ人物に素晴らしいプレーでした。」
勝利したアメリカは7月に行われる準々決勝で、スペインをホームに招いてベスト4位入りを争うこととなる。
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