HOME → ニュースTOP → 今日のニュース(一覧) → 今日のニュース(詳細) |
|
テニスのグランドスラムである全豪オープン(オーストラリア/メルボルン、ハード)は大会5日目の21日、男子シングルスのボトムハーフ3回戦が行なわれ、第2シードのR・フェデラー(スイス)、第3シードのN・ジョコビッチ(セルビア)、そして第8シードのA・ロディック(アメリカ)らが勝利、4回戦に駒を進めた。
今大会のディフェンディング・チャンピオンでもあるフェデラーはX・マリス(ベルギー)と対戦、これを6-3, 6-3, 6-1のストレートで退け、全豪オープン通算57勝目を挙げた。これはS・エドバーグ(スウェーデン)の持つ56勝を抜き、オープン化以降で最多勝となる。
この新記録についてフェデラーは「それはとても良いことだね。だけど、彼はまだ僕のアイドルだよ。」と笑いながら答えた。
フェデラーは4回戦でT・ロブレド(スペイン)と対戦する。今大会ノーシードのロブレドは、S・スタコフスキ(ウクライナ)を5-7, 6-2, 6-4, 6-2の逆転で下し、2年振り4度目となる4回戦進出を決めている。
2008年に今大会を制しているジョコビッチは、同胞で第29シードのV・トロイキ(セルビア)と対戦したが、第1セットを6-2で奪った場面でトロイキが体調不良を訴え棄権、思わぬ形での4回戦進出となっている。
「こういう形で勝利したいわけじゃないんだよ。特に相手が親友の一人でもある時はね。」とコメントを残したジョコビッチは、4回戦でN・アルマグロ(スペイン)と対戦する。第14シードのアルマグロは、第17シードのI・リュビチッチ(クロアチア)を6-4, 7-6 (10-8), 6-3で破り、2年連続となる4回戦進出を果した。
2003年のUSオープン以来、グランドスラムでの優勝から遠ざかっているロディックは、R・ハース(オランダ)を2-6, 7-6 (7-2), 6-2, 6-2の逆転で下し、4回戦進出を決めている。
「序盤での彼のプレーは素晴らしかった。一番大きかったのは、第2セットで流れが変わったことだね。」とコメントしたロディックは、試合を通して32本ものサービスエースを決めていた。
この他の試合の結果は以下の通り。
F・ベルダスコ(スペイン) (9) ○-× 錦織圭(日本), 6-2, 6-4, 6-3
S・ワウリンカ(スイス) (19) ○-× G・モンフィス(フランス) (12), 7-6 (7-4), 6-2, 6-3
今大会で日本男子として46年ぶりとなる3回戦進出を果していた錦織であったが、世界ランク9位のベルダスコの前に敗退することとなった。
© 2011 Fubic Corporation. All Rights Reserved.