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女子テニスツアーのパイロット・ペン・テニス女子(アメリカ/ニューヘイブン、賞金総額60万ドル、ハード)は25日、シングルス2回戦7試合が行われ、第4シードのE・デメンティエワ(ロシア)がK・ボンダレンコ(ウクライナ)との接戦を7-6 (7-4), 6-7 (5-7), 6-4で制し、ベスト8進出を果たした。
第1セットをタイブレークの末に先取したデメンティエワは、第2セットのタイブレークでも5-4とリードを奪い、勝利まで2ポイントとしたもののボンダレンコの反撃を許し、セットオールとされてしまう。
第3セットではいきなりブレークを許し、ゲームカウント0-2とされたデメンティエワであったが、ここから2度のブレークに成功すると3時間2分で試合を決めた。
試合後にデメンティエワは「素晴らしい戦いでした。ベースラインからとても堅実なプレーをするから、彼女との対戦は難しいものです。今日の試合は長く、肉体的に厳しい試合でしたが、何とか喰らい付いて勝つ方法を探す必要がありました。今は出来るだけ多くの試合をこなしたいです。」とコメントを残した。
世界ランク13位のデメンティエワは、準々決勝で第6シードのM・バルトリ(フランス)と対戦する。バルトリはこの日、予選勝者のA・ロディオノワに6-3, 6-1で快勝しベスト8入りを決めている。
この日は他のシード勢も順当に勝利を収めており、USオープンに第1シードとして出場することが決まっているC・ウォズニアキ(デンマーク)は、ラッキールーザーのD・チブルコワ(スロバキア)を6-4, 6-1のストレートで下し、ベスト8入りを決めている。
また1回戦で第3シードのF・スキアボーネ(イタリア)を破っている元女王のD・サフィーナ(ロシア)は、D・ハンチュコバ(スロバキア)を7-6 (7-4), 7-6 (7-2)で下し、今年4月以来となるツアー準々決勝進出を決めている。
今季は世界ランク2位としてシーズン開幕を迎えたものの、怪我の影響などで思うような成績を残せていないサフィーナであるが、USオープンを前に徐々に調子が上向いているようだ。「試合ごとに少しずつ良くなるようにしているだけ。今日は良い試合が出来ましたし、感覚も段々とよくなっています。」と、復活までの手応えを感じていることを明かした。
この他の試合の結果は以下の通り。
F・ペネッタ(イタリア) (7) ○-× O・ゴヴォルツォバ(ベラルーシ), 6-3, 6-2
N・ペトロワ(ロシア) (8) ○-× B・マテック(アメリカ), 6-3, 6-2
M・キリレンコ(ロシア) ○-× T・バシンスキー(スイス), 6-3, 6-1
今大会の優勝賞金は9万8500ドル。
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