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男子テニスツアーのレッグ・メーソン・テニス・クラシック(アメリカ/ワシントン、賞金総額116万5500ドル、ハード)は土曜日に準決勝を行い、D・ナルバンディアン(アルゼンチン)が第4シードのM・チリッチ(クロアチア)を6-2, 6-2のスコアで一蹴し、決勝に駒を進めた。
腰の手術から復帰途上のナルバンディアンは、4月以来の大会出場で見事に実力を発揮、1年半ぶりの決勝進出を決めた。
試合後、ナルバンディアンは「この1週間、いいプレーができている。」と話した。
ナルバンディアンは第1セットの第1ゲームでいきなりサービスを落としてしまう。しかし次のゲームでは、チリッチのダブルフォルトなどもあり、すぐにブレークバックに成功する。
それで波に乗ったナルバンディアンは、その後の10ゲームのうち9ゲームを奪う。ナルバンディアンは得意のベースラインからのプレーでチリッチを翻弄した。
またナルバンディアンはコート上での動きもよく、チリッチのミスを誘った。チリッチは右足に故障を抱えており、時折、それを気にする仕草をみせた。そのためかマッチポイントでもダブルフォルトを犯し、試合に終止符が打たれた。
ナルバンディアンは2002年のウィンブルドンで準優勝し、加えてグランドスラム大会で4度のベスト4入りを記録、世界3位まで上りつめた。しかし腰を痛め、2009年5月以降、手術などで9カ月間、ツアーを離れた。その後、復帰したものの、今年の4月以降、大腿部の怪我で再びツアーを離れていた。
2009年1月以来の優勝をもくろむナルバンディアンは「長かった。ボールも打たずに、試合もできなかった。でもモチベーションさえあれば、いいプレーができることは分っている。」と述べている。
「コートをずっと離れていると、テニスが、そしてコート上で得られるアドレナリンが恋しくなる。今はテニスを楽しんでいる。これから3、4年はベストのテニスが続けられそうだ。」
ナルバンディアンは今大会、第4シードのチリッチ、第7シードのS・ワウリンカ(スイス)、第13シードのG・シモン(フランス)を下しており、絶好調。そのナルバンディアンは決勝で第8シードのM・バグダティス(キプロス)と対戦する。バグダティスは準決勝でX・マリス(ベルギー)を6-2, 7-6(7-4)のストレートで下しての決勝進出。
第1セットを6-2で奪い、第2セットを3-4とした場面で、バグダティスは左足首をひねってしまう。あわや棄権かと思われたバグダティスだったが、テーピングをした後、何とかコートに戻ると、プレーを続けた。
バグダティスは試合後、「恐かった。」と告白した。
マリスはバグダティスが転んだ瞬間、バグダティスに近寄り、氷の詰まったアイスバックを差し出すというスポーツマンシップをみせた。
それについてバグダティスは「すばらしいスポーツマンシップだった。僕も彼の立場だったら同じことをしただろう。すばらしい行為。選手の中にはそういったことをしない人もいるけどね・・・。」と話している。
またバグダティスは怪我について「少し捻ってしまった。問題ないことを願っている。」と話している。
バグダティスは2006年の全豪オープンで準優勝し、同年のウィンブルドンでもベスト4入りを果たし、トップ10入りしていた。しかしその後、右手首を痛め、トップ100圏外まで落ち込んでいた。
その後、チャレンジャー大会から復帰を始め、ようやくATPツアーに戻ると、現在はランキングを25位にまで戻している。
それについてバグダティスは「キプロス出身だからしょうがない。自国では多くの大会が開催されないから、ワイルドカード(主催者推薦枠)もない。簡単ではなかったよ。」と話す。バグダティスはスポンサーもおらず、ただ自国の旗を胸につけてプレーしている。
バグダティスは今季、1月のシドニーの大会で1勝しており、決勝では2勝目をねらう。
今大会には地元勢として第2シードのA・ロディック(アメリカ)、第5シードのJ・アイズナー(アメリカ)が出場していたが、いずれも準々決勝を待たずに敗退していた。今大会42年の歴史の中でアメリカ人選手が準々決勝に進めなかったのは初めてのこと。
今大会の優勝賞金は26万1500ドル。
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