HOME → ニュースTOP → 今日のニュース(一覧) → 今日のニュース(詳細) |
|
男子テニスツアーのBNPパリバ・マスターズ(アメリカ/インディアンウェルズ、賞金総額364万5000ドル、ハード)は16日、シングルス3回戦の残り7試合を行い、第4シードのA・マレー(英国)、地元期待の第7シードのA・ロディック(アメリカ)が順当に4回戦進出を決めたが、第1シードのR・フェデラー(スイス)が敗退する番狂わせが起きている。
マレーはM・ラッセル(アメリカ)を6-3, 7-5のストレートで下した。マレーはこの日、7本のサービスエースを記録するも第2セットでは先にブレークするも、この試合唯一のブレークを許してしまう。31歳とベテランのラッセルは粘りを見せたが、第2セット、5-5からの第11ゲームでこのセット2度目のブレークを奪ったマレーが、次の自身のサーブをキープし1時間52分で勝利を物にした。
「ブレークを許した時は、特に集中力が切れたわけじゃないんだ。ブレークポイントの時に彼(ラッセル)の素晴らしいバックハンドを打たれてしまった。あそこをキープして、6-3, 6-3で終わらせたかったね。でも最後も良い形で締めくくれたよ。」と前向きにコメントしていた。
マレーは準々決勝進出を懸けてN・アルマグロ(スペイン)と対戦する。アルマグロはこの日、J・ブレーク(アメリカ)を6-4, 3-6, 6-3で倒しての勝ち上がり。
ロディックはT・デ=バッカー(オランダ)を6-3, 6-4のストレートで下して4回戦へ駒を進めた。サーブが武器であるロディックが10本のサービスエースを記録したのに対し、デ=バッカーは15本も記録するなど、この日は強烈なサーブの応酬となった。エースの数では負けたロディックだったが、第2サーブでも86%と高い確率でポイントを稼ぎ1度もブレークを許さず、1時間15分でデ=バッカーを一蹴した。
4回戦でロディックはJ・メルツァー(オーストリア)と対戦する。メルツァーはS・グロイル(ドイツ)と3回戦を行う予定だったが、グロイルが体調不良で試合開始前に棄権を申し入れて不戦勝となった。
ロディックは「メルツァーは常に厳しい相手。色々なプレーをしてくる。それに良く攻めてくるし、本当にファイターなんた。だからやりずらい相手。自分のサービスゲームをしっかりプレーすることが重要になるね。」と、メルツァーとの対戦を語った。
その他の試合では、第6シードのR・ソデルリング(スウェーデン)が第28シードのF・ロペス(スペイン)を7-6 (7-3), 6-4のストレートで下し、今大会初の4回戦進出を決めた。ソデルリングは自身のサービスゲームではロペスにブレークポイントを握らせず、第1セットを接戦で先取すると、第2セットではこの試合唯一のブレークを奪い、1時間24分で勝利を物にした。
準々決勝進出を懸けて第24シードのA・モンタネス(スペイン)を4-6, 6-3, 6-3の逆転で退けた第9シードのJW・ツォンガ(フランス)と4回戦を行う。
この日のナイトマッチに登場した第1シードのR・フェデラーと第27シードのM・バグダティス(キプロス)の対戦は、世界ランク33位のバグダティスが世界王者であるフェデラーに5-7, 7-5, 7-6 (7-4)の逆転で勝利を収めている。
フェデラーは第1セット、2度訪れたブレークピンチを切り抜け、第12ゲームでこの日初めてのブレークをバグダティスから奪い先取に成功。第2セットは両者サービスキープが続く中、第10ゲームのバグダティスのサーブで2度のマッチポイントを握るがそれを凌いだバグダティスが、続く第11ゲームでブレークに成功し、このセットを奪い返した。
ファイナルセットでは序盤で両者ブレークを奪うも、その後はサービスキープを続け譲らない展開。このセットフェデラー6-5からの第12ゲームでもバグダティスのサービスゲームで再びマッチポイントを掴むが、フェデラーはバックハンドをネットにかけて取り切れない。そのままタイブレークにもつれた試合は、バグダティスに流れが移り、最後はフェデラーのバックハンドのリターンがミスとなりゲームセット。バグダティスは倒れこみコートにキスをして喜びを表した。
バグダティスは4回戦で第18シードのT・ロブレド(スペイン)と対戦する。ロブレドはD・セラ(イスラエル)を6-3, 6-0とわずか68分で下しての勝ち上がり。
今大会の優勝賞金は60万5500ドル。
その他のニュース
5月14日 【1ポイント速報】ディミトロフvsフリッツ (18時05分) 5月13日 5月12日 ニューエラ「テニス」コラボ第3弾が販売開始 (17時06分) 5月11日 |
© 2011 Fubic Corporation. All Rights Reserved.