- 国内最大の総合テニス専門サイト テニス365 - 錦織圭、フェデラー、ナダル、ジョコビッチなどテニスニュース満載。全豪オープン、ウィンブルドン、全仏オープン、全米オープンなどテニス大会特集も!

- 国内最大の総合テニス専門サイト -

HOMEニュースTOP今日のニュース(一覧)今日のニュース(詳細)

フェデラーが16度目のグランドスラム制覇◇全豪オープン

テニスのグランドスラムである全豪オープン(オーストラリア/メルボルン、ハード)は大会最終日の31日、男子シングルス決勝が行なわれ、第1シードのR・フェデラー(スイス)が第5シードのA・マレー(英国)を6-3, 6-4, 7-6 (13-11)のストレートで破り、通算16個目となるグランドスラムタイトルと共に、優勝賞金210万豪ドルを手に入れた。

昨年の決勝でフェデラーはR・ナダル(スペイン)とのフルセットの接戦の末に敗れ、当時P・サンプラス(アメリカ)が保持していたグランドスラム最多勝記録である14勝に並ぶチャンスを逃し、表彰式で涙を流していた。

しかし、その後の全仏オープンで初優勝を飾りサンプラスの記録に並ぶと共に生涯グランドスラムを達成すると、続くウィンブルドンでも優勝し歴代1位となるグランドスラム15勝目を獲得していた。さらにその後、双子の父親にもなっている。

今回の決勝では、1936年以来となる英国人チャンピオンになるチャンスを逃したマレーが無念の涙を飲むこととなった。

通算22度目となるグランドスラム決勝進出を果たし、メジャー16勝目をあげたフェデラーは、「似ている感じだよ。不意に全てが終わって、押し寄せてくるんだ。感情のローラーコースターさ。マッチポイントが終わったとき、“何てことだ、勝ったんだ。すごい。”って感じだったよ。」と、今回の優勝と昨年のウィンブルドンでの優勝を比較した。

一方のマレーは話し始める前に深く息を吸い込むと「まずは、おめでとうロジャー、あなたがテニスで達成したことは信じられないことです。今夜の彼は、僕よりとても優れたプレーをしていました。」と勝者を称えた。

続けてマレーは「出来るならば、いつかここに戻ってタイトルを取りたいです。この数週間、素晴らしいサポートを受けてきました。今夜は君達のために勝てなくてごめんよ、だけど」と言ったところで涙をこらえ切れず、「ありがとう」とだけ続けてスピーチを打ち切った。

このことについてマレーは「ロジャーのように泣く事はできるけど、彼のようにプレーできないから恥ずかしかったんだ。」と述べている。

そのときの観衆とフェデラーは、マレーの感情をしっかりと受け止めていた。「見るのも辛いことだけど、テニスのことを考える選手を見ることは好きだよ。とても良い事だよ。だから彼のために出来ることは、ベストを祈るだけなのさ。」

さらにフェデラーは「素晴らしい大会を良くやりました。君のプレーはファンタスティックでした。君はグランドスラムを勝ってない選手としては良すぎるから、心配することはないよ。」と、マレーにエールを送った。

また、この試合で46本のウィナーを決め、マレーに2度しかブレークを許さなかったフェデラーは「またここで勝てて、とても嬉しいよ。この2週間は、僕のキャリアの中でもベストのテニスが出来ました。」と大会を通して最高のパフォーマンスが出来たことを喜んだ。

第3セットのタイブレークで5本のセットポイントをしのいだフェデラーは、2本のマッチポイントを無駄にしたものの、3本目でマレーがバックハンドをネットにかけると、両腕を天に突き上げ喜びを表した。

フェデラーを相手に2セットダウンとなりながらも、マレーは第3セット第6ゲームでこの試合2度目となるブレークに成功すると、続く自らのサービスゲームをキープ、ゲームカウント5-2とリードしていた。しかし、そこからフェデラーに逆転を許し、2時間41分で力尽きていた。

「とても良い気分じゃないよ。試合の終わり方以上だと思う。明らかに感情的な終わりだったけどね。もしこれが、完敗に近かったらあんな風にはならなかっただろうね。だけど、僕には試合をひっくり返すチャンスがあった。それで感情的になったと思う。」

フェデラーは2008年のUSオープン決勝でも、マレーからストレート勝ちを収めていた。両者がグランドスラムで対戦するのは、今回が2度目のこと。

22歳のマレーは、ツアーでも数少ないフェデラーに勝ち越している選手の一人で、その通算戦績は6勝5敗でリードしているものの、直近の対戦では3連敗を喫している。

昨年のウィンブルドン後に父親になっているフェデラーは、USオープンで決勝に進出したものの、J・M・デル=ポトロ(アルゼンチン)に敗れており、父親としてグランドスラムを制するチャンスを逃していたが、今大会の優勝によりA・アガシ(アメリカ)以来となる父親としてのメジャー制覇となった。

「父親として最初のグランドスラム優勝は、とても特別なものです。」とチャンピオン・スピーチで語ったフェデラーを、妻であるミルカさんは笑顔でスタンドから見守っていた。

(2010年2月1日10時58分)
その他のニュース

6月20日

元世界2位 現役引退を表明 (12時36分)

アルカラス 3時間23分死闘制し8強 (12時11分)

世界1位に逆転勝ち「今回は特別」 (9時50分)

王者シナー まさかの2回戦敗退 (8時51分)

錦織圭 不倫報道を謝罪「深く反省」 (7時51分)

6月19日

木下晴結ら 日本勢6名が8強 (23時19分)

望月慎太郎 完勝で4強 (22時36分)

【1ポイント速報】望月慎太郎vsファリア (21時38分)

大坂ら 全米OP覇者3名出場決定 (21時29分)

錦織圭らに次ぐ快挙、メド400勝達成 (17時13分)

大坂なおみに主催者推薦 (15時44分)

世界1位 まさかの順延理由に呆れ顔 (12時05分)

観客席にラケット投げ入れ警告 (10時49分)

大坂なおみに続き世界3位も撃破 (9時28分)

看板落下し観客搬送、会場悲鳴 (8時14分)

野口紗枝ら 日本勢13名が初戦突破 (6時38分)

6月18日

望月慎太郎 ストレート勝ちで8強 (22時17分)

坂本怜 死闘制し初戦突破 (21時43分)

【1ポイント速報】望月慎太郎vsボイヤー (19時05分)

【1ポイント速報】坂本怜vsギレン メサ (17時40分)

負傷から復帰し世界6位撃破 (14時25分)

“親友”ペア 逆転負けで初戦敗退 (11時58分)

ボール顔直撃→世界4位撃破の番狂せ (10時18分)

アルカラス 熱戦制し芝初戦突破 (8時55分)

王者シナー 快勝で芝初戦白星 (8時01分)

6月17日

ダニエル太郎 世界214位に完敗 (23時01分)

大坂なおみ キリオスと全米OP混合複へ (22時01分)

大坂なおみ 逆転負けで芝初戦黒星 (21時15分)

【1ポイント速報】大坂なおみvsサムソノヴァ (18時30分)

伊藤あおい 四大大会初出場が決定 (17時59分)

学生テニスを応援するイベント開催 (16時41分)

団体戦開催!全チームにバナナ付き (15時38分)

1日8試合!? 混合ダブルス大会開催 (15時29分)

勢い増す米男子 19年ぶり快挙 (14時33分)

芝参戦シナー 複は初戦で姿消す (13時06分)

18歳 感情抑えきれず危険行為 (10時54分)

望月慎太郎 元世界36位にストレート勝ち (9時31分)

チチパス 新体制で芝白星スタート (8時06分)

錦織圭 ウィンブルドン欠場 (0時02分)

【動画】世界1位シナーが逆転負けで敗退、試合終了の瞬間! (0時00分)

【動画】アルカラス 死闘制し8強、勝利の瞬間! (0時00分)

←ニューストップへ
←前のページに戻る
ウインザーラケットショップ

>>動画をもっと見る<<




テニスの総合ポータルサイトテニス365
テニスのことならテニス365へ。テニスの総合ポータルサイトテニス365はテニス用品の通販やテニスニュースからテニスコート、テニススクールなどのテニス施設を探す方まで、便利なテニスの総合ポータルサイト、テニス情報の検索サイトです。プレイスタイルやテニス歴など、テニス用品を様々な角度から探すこともできます。テニスの総合ポータルサイトをお探しなら、テニスニュースやテニス施設の情報が豊富なテニスの総合ポータルサイトのテニス365をお使いください。テニスの総合ポータルサイトのテニス365であなたのテニスをもっと楽しく!