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女子テニスツアーのジェネラーリ女子（オーストリア/リンツ、賞金総額２２万ドル、ハード）は、１３日にシングルス１回戦８試合を行い、第１シードのＦ・ペネッタ（イタリア）がＭ・ショーネシー（アメリカ）を6-1, 6-1で下すなど、シード勢が順当に２回戦進出を決めた。

第１シードのペネッタは、左膝の怪我から復活を狙うショーネシーをわずか７０分で一蹴。世界ランク１１位のペネッタは、これまで８回のツアー優勝を誇るが、これまでインドアでの優勝はなく、今大会で初のインドア・タイトル獲得に燃える。ベスト８入りを懸けてＲ・ビンチ（イタリア）を7-5, 6-1で下したＡ・グローネフェルド（ドイツ）と２回戦を行う。

第５シードのＩ・ベネソバ（チェコ共和国）も予選勝者のＳ・ゲルラインを6-4, 6-0で倒し、初戦突破を果たした。第１セットこそ両者お互い譲らず接戦になったが、そのセットを先取したベネソバが一気にゲルラインを７０分で押し切り２回戦へ進んだ。２回戦でベネソバは同胞のＰ・クヴィトバ（チェコ共和国）と顔を合わせる。

この日の唯一のシードダウンは第６シードのＳ・シルステア（ルーマニア）に起きた。それを演出したのは予選を勝ち上がったＪ・ジョルジュ（ドイツ）で、シルステアを6-3, 6-3のストレートで下した。この試合で６度のブレークを許すなどサーブに苦しんだシルステアは、わずか７２分でジョルジュに敗れた。ジョルジュは２回戦ではＩ・オラル（ルーマニア）と８強入りを争う。

その他のシード勢では、第７シードのＬ・サファロバ（チェコ共和国）が主催者推薦のＰ・メイヤー（オーストリア）を6-2, 6-1で、第８シードのＳ・エラーニ（イタリア）もＡ・パーラ=サントンハ（スペイン）を6-2, 6-3といずれもストレートで倒し、順当に２回戦進出を決めた。サファロバはＵ・ラドワンスカ（ポーランド）と、エラーニは予選勝者のＡ・レザイ（フランス）を7-5, 7-5で下したＴ・マレック（ドイツ）とそれぞれ２回戦を行う。

残りの試合ではＯ・ゴヴォルツォバ（ベラルーシ）が予選を勝ち上がったＰ・マーティク（クロアチア）を6-2, 6-7 (7-9), 6-2のフルセットで破り２回戦へ駒を進めた。ベスト８入りを懸けて第４シードのＣ・スアレス・ナバロ（スペイン）と２回戦で顔を合わせる。

今大会の優勝賞金は３万７０００ドル。