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男子テニスツアーの楽天ジャパン・オープン・テニス(東京/有明、賞金総額122万6500ドル、ハード)は大会3日目の7日、シングルス1回戦が行なわれ、第2シードのJW・ツォンガ(フランス)が登場、M・ズベレフ(ドイツ)を6-4, 6-3のストレートで下し、2回戦に駒を進めた。
世界ランク7位のツォンガは10本のサービスエースを決めるなどサーブが好調で、5本あったブレークピンチのうち4本をしのぐと、同48位のズベレフのサービスゲームで3度のブレークに成功、1時間21分で試合を決めた。
今季すでにヨハネスブルグとマルセイユでタイトルを獲得しているツォンガは、2回戦で同胞のR・ガスケ(フランス)と対戦する。今大会はノーシードとして出場しているガスケは、P・ペッツシュナー(ドイツ)を6-3, 6-2のストレートで破り、初戦突破を決めている。
今季の夏に起きたコカイン騒動で2ヶ月間のブランクを余儀なくされたガスケは、ツアー復帰直後のUSオープンでは初戦で敗退していたものの、その後のメッツ大会ではベスト4、そしてクアラルンプールではベスト8と調子を上げてきている。
「試合ごとに調子が上がっているよ。」と語ったガスケ。「USオープン頃に復帰したときは、2球もコートに返せなかった。今は昨年のようなプレーに戻ってきた感覚がするよ。」と、復活への手応えを感じていた。
また、2回戦で対戦するツォンガについては「ジョーとの対戦だったら、僕は本命ではないだろう。だけど、ベストを尽くすつもりだし、出来る限りこの大会に勝ち残りたいね。」と、静かな闘志を燃やしていた。
この他の試合では、予選から勝ち上がってきたE・ガルビス(ラトビア)が、第6シードのR・シュティエパネック(チェコ共和国)を6-4, 6-4のストレートで破る番狂わせを演じている。この日の試合で13本のサービスエースを決めているガルビスは、2回戦でJ・モナコ(アルゼンチン)と対戦する。モナコはG・ガルシア=ロペス(スペイン)に対し、第1セット5-0とリードを奪った場面でガルシア=ロペスが棄権、初戦突破を決めた。
一時は世界ランク38位となりながらも、現在は98位まで落ち込んでいるガルビスは「A・マレー(英国)に1回戦で負けたけれども、USオープン辺りから戻ってきた。その後にデ杯でプレーして、2週間ほど新しいコーチの元で猛練習を積んできたんだ。もし、この調子で練習が出来て健康だったら、2年以内にトップ10になることが目標です。」と、復調したことを語った。
一方、今季はツアーで2勝を果たしつつも今大会を早くも去ることとなった30歳のシュティエパネックは「彼は勝者にふさわしいね。ブレークポイントで良いプレーをしていたし、サーブも良かった。インドアでのプレーに向いているんじゃないかな。」と、21歳のガルビスを褒め称えた。
この他の1回戦では、M・ヨージニ(ロシア)がT・ベルッチ(ブラジル)を6-2, 6-3で、A・ベック(ドイツ)がR・シュトラー(ドイツ)を6-3, 4-6, 7-6 (7-3)でそれぞれ下し、2回戦に駒を進めている。
また2試合だけ行われたシングルス2回戦では、第7シードのS・ワウリンカ(スイス)がS・グロイル(ドイツ)を6-3, 6-2と1時間15分で退け、ベスト8一番乗りを決めたほか、第4シードのG・モンフィス(フランス)がM・キウディネッリ(スイス)に7-6 (7-5), 6-3で勝利、準々決勝進出を決めた。
今大会の優勝賞金は30万ドル。
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