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マレーが史上初のインドア戦を制し8強入り◇ウィンブルドン

テニスのグランドスラム大会であるウィンブルドン(イギリス/ロンドン、芝)は大会7日目の29日、男子シングルス4回戦が行なわれ、第3シードのA・マレー(英国)が第19シードのS・ワウリンカ(スイス)を2-6, 6-3, 6-3, 5-7, 6-3で下し、2年連続となるベスト8進出を果たした。

「とても特別」とマレーが評したこの試合は、終わったのが現地時間で10時39分とウィンブルドン史上で最も遅い時間に終わり、また今年から設置されたセンターコートの屋根が閉められた状態で、最初から最後まで行われた初の試合となった。

雨による中断が風物詩となっていたウィンブルドンにおいて、この屋根の登場は状況を一変させた。屋根に設置された照明は、どんなに遅くまで試合が長引こうと決着を付けられるようになった。またウィンブルドンにおいてコートに照明が設置されたのは初めてのことで、これまでは午後9時には日没のために試合は中断されていた。

実際の記録としては、センターコートでは午後9時35分以降は1ポイントもプレーされたことはなく、そのほかのコートで最も遅い時間に試合が終了したのは、偶然にも2006年にワウリンカが敗北した、午後9時49分であった。

この歴史的な試合に勝利を収めたマレーは、準々決勝で元王者のJ・C・フェレーロ(スペイン)と対戦する。主催者推薦で出場しているフェレーロは、第8シードのG・シモン(フランス)を7-6 (7-4), 6-3, 6-2で下し、2年ぶり2度目のベスト8進出を決めている。

第2シードのR・フェデラー(スイス)は、第13シードのR・ソデルリング(スウェーデン)を6-4, 7-6 (7-5), 7-6 (7-5)で振り切り、準々決勝に駒を進めている。通算5度の優勝を誇るフェデラーは、第1セット第9ゲームでこの試合で唯一となるブレークに成功しセットを先取すると、ソデルリングのミスにも助けられ1時間59分で全仏オープンの決勝に続き勝利を収めた。

「今日は本当に危険な試合で、勝つのに苦労したよ。ラリーが多くなかったから、観客にとってはそれほど面白くなかったかもね。だけど落ち着いてチャンスを待つことが出来た。」と語ったフェデラーは、第22シードのI・カルロビッチ(クロアチア)と準々決勝で対戦することとなった。

3回戦では第9シードのJW・ツォンガ(フランス)に対し46本のサービスエースを決めて勝利していたカルロビッチは、第7シードのF・ベルダスコ(スペイン)に対し35本のエースを決めると7-6 (7-5), 6-7 (4-7), 6-3, 7-6 (11-9)で勝利、初のグランドスラム8強入りを果たした。またカルロビッチは、ここまでの4試合で1度もサービスゲームをブレークされていない。

2002年のチャンピオンでノーシードのL・ヒューイット(オーストラリア)は、第23シードのR・シュティエパネック(チェコ共和国)に4-6, 2-6, 6-1, 6-2, 6-2と、2セットダウンからの逆転勝利を収め、3年振りとなるベスト8進出を果たした。

ヒューイットは準々決勝で、第6シードのA・ロディック(アメリカ)と対戦する。過去2度の準優勝の経験があるロディックは、第20シードのT・ベルディフ(チェコ共和国)を7-6 (7-4), 6-4, 6-3のストレートで下し、ベスト8に名を連ねている。この試合でロディックは、24本のサービスエースを決めるなどサーブが好調で、ベルディフに1本もブレークチャンスを与えなかった。

この他の対戦では、第4シードのN・ジョコビッチ(セルビア)D・セラ(イスラエル)を6-2, 6-4, 6-1と、7度のブレークに成功した破っているほか、第24シードのT・ハース(ドイツ)が第29シードのI・アンドレエフ(ロシア)に7-6 (10-8), 6-4, 6-4で勝利、ベスト8進出を決めている。

今大会の優勝賞金は85万ポンド。

(2009年6月30日11時53分)
ウインザーラケットショップ

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