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5連覇を目指した今年の全仏オープンでまさかの4回戦敗退を喫した世界ランク1位のR・ナダル(スペイン)。そのナダルは膝の故障ですでにウィンブルドン出場が危ぶまれているが、出場しても優勝は難しいかもしれない、とナダルの父の兄弟であり、コーチでもあるトニー・ナダル氏は語っている。
全仏敗退のショックから立ち直れないナダルについて、トニー氏は「私の考えでは、彼(ナダル)は以前よりも優勝の可能性は少ないと考えている。勝利の鍵となるのは何と言っても自信。試合に負けたときは、自信がなくなるのは当然のこと。」と話している。
「連続して勝利・優勝した後に別の大会に出場した場合、その大会でも活躍できる確率は高い。リラックスしているし、自信もある。だけど(全仏で4回戦で敗退した)今、(ナダルの)状況は以前よりも厳しくなっている。」
ナダルは4連覇中の全仏オープンの4回戦でR・ソデルリング(スウェーデン)に敗れ、ベスト16という成績でパリを去っていた。ナダルは2005年の全仏デビューから負け無しで4連覇を達成しており、同大会で敗退したのは初めてのことだった。
ナダルは連戦の疲労もあり、すでに全仏中には膝の故障を抱えており、それが早期敗退の一因となっていた。ウィンブルドンに備えて大事をとるため、ディフェンディング・チャンピオンであった先週開催のAEGON選手権への欠場を決め、故郷のスペインで治療に当たっていた。ナダルは明日、ウィンブルドンに向けてロンドンに到着する予定になっている。
昨年の決勝でR・フェデラー(スイス)と死闘を演じ、悲願の初優勝を飾ったナダル。今年も彼の姿、活躍をあの芝の上で見たいものだ。
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