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快進撃を続け、世界6位までランキングを上げてきているV・ズヴォナレーワ(ロシア)。そのズヴォナレーワがユネスコ(国際連合教育科学文化機関)の「男女平等推進役(Promoter of Gender Equality)」に選出された。WTAはユネスコとパートナーシップを構築しており、今回の選出はその事業の一環として行われている。
過去、すでに何人かの女子テニス選手が同推進役に任命されており、ズヴォナレーワは今回、V・ウィリアムズ(アメリカ)、鄭潔(中国)、またB・ジーン・キング(アメリカ)とともに名を連ねた。ちなみにキングは昨年11月に「男女平等の世界的指南役(Global Mentor for Gender Equality)」という名称を授与している。
ツアーではシングルス9勝、ダブルスでは5勝しているズヴォナレーワは2008年にブレークして以降、トップ10をキープしてる。ズヴォナレーワは教育や国際的リーダシップに関心を持っており、2007年にはロシア外務省の外交アカデミーに入学、大学院で国際関係と経済を勉強している。
今回の「男女平等推進役」への任命に基づき、ズヴォナレーワは国内外で男女平等の意識を啓発し、またユネスコとWTAが開発する現在・未来の女性のためのリーダーシップ・プログラムに参加する。
ズヴォナレーワは「男女平等推進役として活動できることを誇りに思っています。特にロシア人としては初めてということで名誉あることです。個人的にユネスコとWTAとのパートナーシップは非常に大切なものであると考えておりますし、今回の任命をとても重く受け止めています。世界の女性・少女の助けとなるよう、懸命に努力し、彼女らが望むことを自由にできるようになれれば、と思っています。特に教育の重要性・価値に重きを置いており、すべての女性・少女が教育に対して平等にアクセスできるようにと願っています。」と話している。
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