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クレーコートが苦手とされるアメリカ人。特に男子は近年、全仏オープンにおいて上位進出はおろか2週目に残る選手も出ていない。第15シードとして出場したJ・ブレーク(アメリカ)は大会3日目の火曜日に行われた1回戦で姿を消しており、全仏はゴールではないと語った。
「アメリカ人はウィンブルドンやUSオープンでの好成績を念頭に置いている。」と付け加え、全仏へ集中することはそれへ向けては逆効果であるとも語っている。
「全仏オープンへ、完璧な準備をして臨んだとしたら、その後のウィンブルドンやUSオープンの時に持つ我々のアドバンテージを失うことになり得る。自分達の強みが出せる場所でベストを尽くす方が良いと思う。ロディックがそれを証明しているよ。USオープンでも優勝しているし、ウィンブルドンでも2度の準優勝があるからね。」
今年は8人のアメリカ人男子が本戦に出場し、うち6人が1回戦で姿を消している。3回戦へ進出を決めたのはA・ロディック(アメリカ)だた一人で、これは初出場した2001年以来、過去には4回戦へ進出さえしていない。
しかしブレークは、ロディックには今年は上位進出のチャンスがあると語る。「彼(ロディック)には今年はチャンスがあると感じているんだ。クレーでも良いテニスをしている。今週初めは彼と練習をしていて、今年はチャンスがあるような感じがしたよ。」
かつてはA・アガシ(アメリカ)、J・クーリア(アメリカ)、センセーショナルな優勝を挙げたM・チャン(アメリカ)など、アメリカ人男子も赤土のグランドスラムで権勢を誇っていたが、最近ではクレーで育つスペイン勢や中南米選手達の活躍の場となってしまった。
大柄な体格とパワーで押すテニスをするアメリカ人は、早いサーフェースである芝やハードコートが有利と言われるのは理にかなっている。ブレークも、これから始まる短い芝のシーズンで、活躍を見せてくれるであろう。
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