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現在世界ランク1位のR・ナダル(スペイン)は、男子プロテニスツアーを統括するATPに、選手の燃え尽き症候群や怪我からの措置として、現行の12ヶ月制である世界ランクを2年制へとする大改革が必要だと訴えている。
「これまでも時折言ってきたけど、2年間のランキング・システムにした方が良いのではないか。その方が選手にとっても優しくなるような気がする。特に自分の場合、守らなければならなポイントが多いために、毎週のように試合に出場しなければならないし、そこでもし負けると、多くのポイントを失ってしまう。そのことはトップ選手に限ったことではなく、トップ100にいる選手なら誰もが同じ状況にいるはずなんだ。」
と語るナダルは、これまでも“クレー王”と言われるほど、クレーコートの試合ではほぼ独壇場で、今季も出場したクレー大会では3大会連続優勝を飾っており、今月24日から始まる全仏オープンでも前人未到の5連覇達成が有力視されている。
「ランキングを2年制にすることは、より好ましくやる気を起こさせるのではないだろうか。それにプロ選手としてのキャリアを長引かせることにも繋がるような気もする。」と、ツアーに携わる選手としての意見も述べていた。
2005年7月25日から世界ランク2位の座にいたナダルは、昨年の全仏オープンで4連覇を達成した後のウィンブルドンで、それまで5連覇中だった当時世界ランク1位のR・フェデラー(スイス)を大接戦の末に下して優勝すると、2008年8月18日に念願の世界ランク1位の座に就いていた。
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