HOME → ニュースTOP → 今日のニュース(一覧) → 今日のニュース(詳細) |
|
テニスのグランドスラム大会である全豪オープン(オーストラリア/メルボルン)は大会4日目の22日、女子シングルス2回戦が行なわれ、世界ランク46位のC・スアレス・ナバロ(スペイン)が、第6シードの元女王V・ウィリアムズ(アメリカ)を2-6, 6-3, 7-5の逆転で破る波乱が起きた。
この日の試合、第1セット第1ゲームと第5ゲームでブレークに成功した、昨年ベスト8のヴィーナスが先制するも、第2セットでは今大会初出場のスアレス・ナバロが3-0とリード、1度はヴィーナスにブレークバックを許すも、再びブレークに成功しセットオールに持ち込む。
そして第3セット、第4ゲームでブレークに成功したヴィーナスが4-1とリード、そのまま5-3で自らのサービスゲームと絶好のチャンスを迎えたが、スアレス・ナバロがこれをブレーク、続くゲームもキープし5-5のタイに追いつくと、その勢いは止まら続く2ゲームも連取して金星を上げた。
まさかの2回戦敗退を喫したヴィーナスは、「彼女はとても良いプレーをしていた。彼女はとても堅実で積極的だった。彼女はチャンスを活かし、とても多くの個性を見せてくれたわ。」と勝者を称えた。
昨年の全仏オープンでベスト8に進出している、20歳のスアレス・ナバロは3回戦で同胞のMJ・マルチネス=サンチェス(スペイン)と対戦する。マルチネス=サンチェスが、A・アマンムラドワ(ウズベキスタン)を6-2, 6-4で下しての勝ち上がり。
第2シードのS・ウィリアムズ(アメリカ)は、世界ランク45位のG・ドゥルコ(アルゼンチン)を6-3, 7-5で下し、3回戦に進出したものの、試合内容に満足はしていない様子。「今日の私はDマイナスね。ベストからは程遠いけど、勝てたのは良かった。明日以降は調子を上げていくわ。」
この日のセリーナは、第1セットを先取するも、第2セットに入るとドゥルコに0-3とリードを許したものの、何とか巻き返しての勝利だった。
そのセリーナと準決勝で対戦する可能性がある、第4シードのE・デメンティエワ(ロシア)は、I・ベネソバ(チェコ共和国)から6-4, 6-1で勝利、これで今季12連勝として3回戦に進出した。
試合後の会見でデメンティエワは、「とても良い感じよ。今年はとても良いスタートが出来たと思っている。ここに来て、全豪オープンでプレーしている今が一番重要な瞬間よ。ここではただ良いプレーをしたいわ。」とコメントした。
1時間12分でこの日に勝利したデメンティエワは、3回戦で地元勢のS・ストザー(オーストラリア)を迎え撃つ。ストザーはS・リシキ(ドイツ)を6-3, 6-4で下しての勝ち上がり。
この他の試合の結果は以下の通り。
S・クズネツォワ(ロシア) (8) ○-× T・マレック(ドイツ), 6-2, 6-2
F・ペネッタ(イタリア) (12) ○-× J・ムーア(オーストラリア), 6-4, 6-1
V・アザレンカ(ベラルーシ) (13) ○-× T・ガルビン(イタリア), 4-1, 途中棄権
V・ラッツァーノ(フランス) ○-× P・シュニーダー(スイス) (14), 6-3, 6-1
D・チブルコワ(スロバキア) (18) ○-× Y・チャン(台湾), 6-0, 6-2
A・モレスモ(フランス) (20) ○-× E・バルタチャ(英国), 4-6, 6-3, 6-2
A・メディーナ=ガリゲス(スペイン) (21) ○-× J・コイン(フランス), 6-1, 6-4
鄭潔(中国) (22) ○-× M・シンク(ハンガリー), 7-6 (7-0), 5-7, 6-3
A・ボンダレンコ(ウクライナ) (31) ○-× S・ブレモン(フランス), 7-6 (7-1), 1-6, 6-2
S・ポン(中国) ○-× S・カラタンチェバ(ブルガリア), 6-4, 6-0
K・ボンダレンコ(ウクライナ) ○-× L・ドミンゲス=リノ(スペイン), 7-5, 7-5
今大会の優勝賞金は200万豪ドル。
その他のニュース
|
© 2011 Fubic Corporation. All Rights Reserved.