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日本テニス協会は13日、東京都内で倫理委員会を兼ねた臨時常務理事会を開き、大麻取締法違反(所持)の疑いで逮捕されたプロ選手の宮尾祥慈(日本)容疑者(27)を当面、同協会が主催、公認する大会に出場できない「資格はく奪」とすることを全会一致で決定した。永久追放などに続いて重い処分。刑事処分を待って協会の処分を再審議する。
競技者規定にある「著しく本協会の品位と名誉を傷つけた者」「違法な薬物の規定に反する行為のあった者」と判断された。渡辺康二(日本)専務理事は「除名では期間の定めがない。謹慎ではあいまいで、資格はく奪が選手にとっては現実的」と理由を説明した。罰則規定は昨年2月に定められ、処罰は初めて。
同容疑者が所属していた実業団チーム、旅ポケドットコムの日本リーグへの参加の可否などは後日、実業団委員会で話し合う。
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